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幼年期の私

幼年期はある意味彼の人格を形成したといっても過言ではないだろうか

 幼少期の私はとても明るい子であった。どこに行っても誰彼構わずに笑顔を振舞いていた。


 近所の八百屋や肉屋からどんなところでも笑顔のおかげでお菓子をもらったりいい思いをしてきた


 わんぱくな分、落ち着きもなかった。親が目を離すといつもどこかへ行き迷子になっていたしよくしゃべる子でもあった。母はそんな私を叱りながらも優しい笑顔で包んでくれた。


 しかし6つ上の姉はそんな私を見ていい気はしなかったのだ。

 

 散々私をいじめてきたのを今でも鮮明に覚えている。


 例を挙げるなら理由なく怒鳴り散らかすの日常だ。こっちはいつ怒るのかわからずただ恐怖でしかない。


 ほかにもマッサージをさせられたこともあった。その時は力が弱いからと怒られた。あと、部屋を片付けろと言われ片付けたら、「まだきたない!」と言われ固く重いおもちゃが飛んできて見事に私の額にあたり血が飛び出して救急車に運ばれたこともあった。


今思うと嫉妬からくる嫌がらせにしては少々やりすぎだろうと思う。


 姉からのいじめはまだまだ続くのだが、このころ一番の大きい出来事が起こった。親の離婚だ


 父親は無職だった。(この時点でものすごく私も似ている)家でゲームばかりをする彼に母親がいつも働けと文句を言っていた。


 ある日とうとう父親が母親に手を挙げた。そこから暴力がエスカレートし辛くなった母親は離婚を決意したのだ。


 離婚が決まり、父親は家から出ていくとき当時流行っていたPSだけを持って出て行ったの印象的だった。


 そのあとは若い男の人と付き合っていた母親だが、その男にちょっかいをかけた私は泣くほど怒鳴られた記憶しかない。


 それからは平穏とは言えないが普通に暮らしていた。


 そして小学校あがる直前に新たな父親と出会うのである。


 


 


 

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