詩歌い
きっと沈んでいく言葉は一言一言
埋まっていく言葉が一言一言
一人言葉を紡いでいく一言一言
積み重なっていく一言一言
「きっといつか」って一言
ただ悔しかったその言葉しか出てこなかった
小さい枠でも輝けないそんな詩歌い
誰も知らない誰も気にしていない
そんな中でも夢見ていつかはって思うんだ
いくら書いてもいくら書いても
この気持ちを形にできずに
どんなに書いてもどんなに書いても
心を埋めることはできない
乾いた心を潤すのは承認欲求・・・
そんな僕にはきっとこない本物の
詩歌い
今も流れる音楽に
味わう苦味と喜び
相容れない感情が
僕の中で暴れて
吐き出して
歯ぎしりして
ただ聞きほれるんだ
そう
聞きほれる・・・
いくら歌ってもいくら歌っても
この気持ちを形にできずに
どんなに歌ってもどんなに歌っても
心を埋めることはできない
乾いた心を潤すのは承認欲求・・・
そんな僕にはきっとこない本物の・・・
だから
いくら書いてもいくら書いても
この気持ちをいつまでも形にできずに
どんなに書いてもどんなに書いても
深く心を埋めることはできない
乾いた心を潤すのはみんなからの称賛を・・・
そんな僕にはきっとこない本物の
詩歌い