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retribution  作者: 坪田凌也
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未来視を使って超能力バトル

自分がいつから自分だったか覚えているだろうか?

何かのきっかけで誰かから取り戻してはいないはずだ


自我は種から芽生えたのか?

種は誰が撒いたのか?

それ以前はなにもなかったのだろうか?


答えはわからないが、俺に記憶が2つあったという事はわかっている。


最初に気づいたのは18歳の時だった。

それまで、記憶に相違があったり、デジャブを感じたりする事はあった。


思い出したことがあっても、気に留めずに生きてきた。

他の人にもよくある事だと考えて気にしなかった。

映画かドラマの思い出だと考えて気にしなかった。


だがその日思い出したのは

俺は20歳で死んだという事だ。


ナイフの感触、血、騒がしい周囲、生暖かい体、地面の硬さ、冷たさ、恐怖、悲しみ、恨み

全てが今自分に起こったかのように感じられる。


『気分が悪い…吐きそうだ…』


《怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い》


内臓が裏返るくらいの嘔吐と

空っぽの胃を絞られるような苦しさと悲しさで

感情が昂って泣いてしまった


『どうして俺が…こんな目に…』


《痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い》


落ち着いてから思い出したのは

死ぬ直前の俺のどす黒い記憶


《殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す》


これが違う世界線の自分の記憶だと理解した時、

俺は自我を取り戻したのかもしれない



反応ないとは思うけどあったら嬉しい

やる気があれば続くと思う

応援頼みます

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