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上陸・救出作戦?

変わり果てたマデラン海峡を抜ける。元々、どんなところか知らないけどね!!


その後は、何の妨害もなく、カリプ海経由でメカシコ湾のアメメカ合衆国・ルイジアロ州のキューオーリンズに到着する。


「おっし!! 上陸したい人は挙手!!」私は元気に言った。毎晩ほとんど寝てませんが…。


「いや…艦橋内で言っても…」柴田さんは困り果てる。


「とりあえず、第一会議室にでも集まってもらえば?」とマイケル! ナイス! 艦長!!


「てわけで、上陸したい人は第一会議室へ! 先着5名だよ!」私が艦内放送する。


なぜ5名か? へへ〜ん。ダークワイバーン6匹で行きたいじゃない!!


13歳の女の子アルベルタちゃんが1番に来やがった!! まずい!!


それを追いかけてきた藤本くんが2番。3番はチャリタリちゃん。4番はステファノくん。最後は可馨ちゃん。国際的なメンバーですね。


「アカネ様、5メイ、スグ、ワカッタヨ! ワイバーン!!!」とアルベルタちゃんがはしゃぐ。


ぐぬぬ…。悔しい。


えっと、魔法の確認を…。アルベルタちゃんが放電魔法? なんじゃそりゃ? 藤本くんは、鎧魔法。と槍魔法…ファンタジーっぽい。チャリタリちゃんは、運命確変魔法…つ、強そうだね…。ステファノくんは、ワイン魔法…。おいおい…。最後の可馨ちゃんは、レーダー魔法と蟻魔法…うちの戦艦の守りの要が来ちゃっていいのかな?


「みんな、ワイバーンに魔力をあげて、よしよしと仲良くしてね!! 嫌われると、空から落とされるよ!! 死んじゃうよ!!」


ワイバーンの背中に付けられた鞍にまたがり、ワイバーンにお願いすると、バサリと大きく羽ばたき空を翔る。桜ちゃんがママになって、空を飛ぶ機会が少ないからね! やっぱり大空はロマンだよ!


キューオーリンズの街を上空から眺める。う〜ん、どこから救援要請が来たんだろう?


”可馨ちゃん! 何かわかる?”と脳内通信で聞いてみた。


”救援要請してきたっぽい人はいないね、でも敵はいるよ?。この先の大きな湖で待ってるみたいよ? 悪意がすごい! 隠れる気なし!!”


”戦闘か…あまりしたくないな。う〜ん、無視で! 近づいてきたら教えてね”


”はーい”可馨ちゃんは日本語が上手です。


範囲を広げて捜索すると、湖の反対側から微力な魔力が送られてきた。でも…湖を突破すると敵に出会うし…。湖を迂回して反対側に向かうことにした。


その街には、6人の魔女がいた。女の子ばかりだ。英語のわからない私の代わりに、可馨ちゃんに説明してもらう。なんと六カ国語を話せる天才的な女の子なんだぞ!


どうやら市民の間で魔女狩りが始まったらしく、逃げるところもないので保護して欲しいと言ってきた。う〜ん。世界中の魔法使い・魔女を保護できないけど、6人ぐらいなら…。


可馨ちゃん経由で伝えると、泣いて喜んでいた。よかったね! と他人事である。


そんな私たちの前に、必死な感じで車を停止して登場したのは、敵さんであった。


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