表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/103

お姉さんに甘えたい

結局、残りの二人は、金本、井上のチームと、お師匠様が対応した。


「今回の敵の狙いが全く掴めていません」とお姉さんは憤る。


***** ***** ***** ***** ***** 


私は学校へや古民家に戻る気になれず、基地内にあるお姉さんの部屋で過ごしていた。


「あっ、お姉さん、おかえり〜」


お姉さんが、仕事から部屋に帰ってきた。


「今日は、ピザを焼いてもらったの」


「基地でピザ? コックさん、大丈夫かな? 無理してなかった?」


「さぁ? どうだろう? でも茜ちゃんに食べてもらいたいって、張り切っていたらしいわ」


まだ温かいピザをお姉さんと二人で食べる。本当は食欲ないんだけど…。無理に食べると戻しちゃうから…。


食後は、お姉さんは本を読んで、私は編み物。将くんにプレゼントするのだ。


寝る前にお姉さんと一緒にお風呂に入って、裸で寝る。お姉さんのおっぱい…肌と肌が直接触れると安心する。何でお姉さんといるのか? 多分、年上だから悩みを相談して出てきた回答を素直に聞けるし、我儘も聞いてくれるし、とにかく優しいのです。いや…家族と思ってるのかも知れない…。


「むぅ〜、茜ちゃんも処女じゃ無くなっちゃったのね。なんだか寂しい」


と意味不明なことを言う以外は問題ないですっ!!!




<<自主規制!!>>




自分の全てを委ねられるというのは、心が落ち着くのです。


***** ***** ***** ***** ***** 


「おぉ…人の魂が…また送られてきたぞ。今度は複数も…」


暗黒六芒星の一人、拷問王カラミティが大いに喜ぶ。


茜の心の中には、茜が殺害した人の心が捕らわれる宮殿がある。その中で魂を拷問にかけるのが、拷問王カラミティの仕事である。拷問された魂は、歪み軋む。それは新たなる力の礎となり、ディアボロスの力をより強力にするのだ。


「しかし今の入手される魂は、覚醒していた頃のディアボロス様が得る魂の1,000個分に相当する。なぜこれほどまでに質に違いがあるのか? 全くわからん」


カラミティが首を傾げる。


***** ***** ***** ***** ***** 


「おはよう、お姉さん。私、今日は、古民家に帰るね」


少し元気になった私は、桜ちゃんと将くんを呼び出すと、魔法の絨毯で古民家に帰る。


古民家では、七海ちゃんと涼くんが、心配そうに出迎えてくれた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ