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プロローグ

読者の皆様)おい、お前…他に書き終わっていない小説が山ほどあるんじゃないのか?


きっと小春)すいません…また新しいのが書きたくなりました。


きっと小春)ほら、あの孤独のグ○メでも言っているじゃないですか、<小説を書くとき、彼は自分勝手になり我儘になる>と…。


そんな訳で、女子物語シリーズ、第三弾です。

”静岡県 … A型 … 乙女座 … 男子 … 中1 … 吉田町 … 第一中学校 … 斎藤 将”


あぁ…、可哀想に…。魔法使いとか…マジ無理…。


今日は5月13日。偉大なる魔法使いが生まれたとされる日。この科学文明全盛期に魔法を廃れさせない理由は、科学でも解明できない事象を守るためだとか、なんだっけ? 忘れた。どうでも良い。


そんでもって、4年に一度。オリンピックかよっ!!ってツッコみたくなるんだけど。


世界の国々で7名の魔法使い・魔女を選出するんだって。意味ワカンネ。


で、6名目が決まったところ。早く、終わらないかな〜。


今日、午前中で学校が終わるから、友達の七海とエオンに行くんだ。


”○○県” ほほぉ〜。我が県ですか。


”O型” お、同じO型、O型、いいよね〜。


”双子座” これまた同じ…、もしかして、私とか?


”女子” 半分、当たってる…。怖いっ!! なんて…。


”小6” きたよ、これ。O型で双子座の小6なんて、あまりいないんじゃない?


”○○市” なんか…、どきどきしてきたんだけど…。


”南小学校” えっ…。


”一条 茜” ………。は、はいっ!? えっ!? あ…。


「「「「「茜かよっ!! ぎゃははははははっ!!」」」」」


教室の全生徒が一斉に笑い出す。私は、ぽか〜んと…こ、これは…夢だよね…と…思うしかできない。


「やりましたよっ!! 一条さん、つ、ついに本校から、魔法…魔女が選出されたのですっ!!」


どうも公務員系には、それは、それは、素晴らしい栄誉みたいなのだけど…。


一般市民、特にふつ〜のサラリーマン家庭には、逆に面倒かつ負担でしかないのだ。


「さ、早速、ご両親にご連絡をっ!! さ、職員室で自宅にご連絡しましょう」


行き遅れババアのとし子先生は、興奮しまくりです。


「あ、スマホで…」


「んまぁっ! いけませんっ!! 魔女は、スマホなど、使っては、いけませんっ!!」


なぜか、猛烈に怒られて、涙目の私…。何か悪いことした? 意味わからない…。


腕を引っ張られて、ぐいぐい職員室に連行されると、職員室では、待ってましたと大歓迎される。


「本校、いや、本市、始まって以来の大快挙ですよっ!! 一条さんっ!!」


校長先生も興奮しすぎて血管キレて倒れそうだけど?


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