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バケモノの正義  作者: Rio
第1章―【日常】―
6/10

変人の日常

冬也『奏汰〜君♪』


古池(ふるいけ)冬也(とうや)高等部3学年SRANK(ランク)

神聖軍3番隊副隊長。


俺の能力を知る数少ない人の1人である。

奴は、親友【堀江(ほりえ)(あつし)】の部活の先輩だが、

俺は受け付けない。

此奴が嫌いだ。

そして、重症過ぎる【変人】だからな。


冬也『奏汰君〜無視しないでよぉ〜♪』


奴は俺の邪魔ばかりしてくる。

俺の大好きな睡眠の時も構わず。

教室で心地よく寝ている俺に対して遠慮なく学年も違うのに現れ睡眠の邪魔をしてくる。

本当に鬱陶しい。

このまま、そこに埋めてやろうかと、思うくらいにだ。


冬也『奏汰〜奏汰ちゃん〜♪』


(あつし)『先輩、奏汰は今日は何時に無く不機嫌なのでやめた方が……』


冬也『えっ?そうなの?何で?まぁ、ボクには関係ないんだけど♪』



(あつし)『……生徒指導受けたらしいですけど、その先生が……俺らの副担だったらしくて……』


俺は先程、遅刻と指導無視と多々諸々により、館前(たてまえ)から、生徒指導を受けてしまった。

だから、余計この、変人が来たせいで、イライラ度数がMAXになりつつある。


冬也『ん〜……あぁ、あの熱血君〜♪面白いよね〜暑苦しいけど、』


敦『(何処が!?)』


冬也『そんな事より〜奏汰君〜ボクと遊ぼうよぉ〜』


俺は、相手にしまいと無視を続ける。


冬也『ねぇってば〜』


そして、俺の怒り、イライラ度数は変人に対して耐えきれず、

能力を使ってしまった。

そして、俺の周りが徐々に凍てつく。


皆、先輩以外は退散。距離を取った。


冬也『あっれ?』


俺は糸がプチッと切れた。

言っても分からない変人に、言っても無駄なのは分かっているものの、俺はそいつに怒りをぶつけた。


奏汰『…………マジ勘弁。ウザイですっ!どっか行け!』


冬也『えぇ〜嫌だ』


奏汰『極寒地獄行きにしてやろうか?』


冬也『ん〜極寒地獄か〜それなら、カキ氷食べ放題・かまくら作り放題だね♪』


何を言っても無駄な先輩を諦めて、俺は溜息を付きながら、席を立った。

すると、変人が何か言い出した。


冬也『……奏汰君〜♪そ・れ・よ・り・も!耳寄りな情報聞きたくない?』


奏汰『耳寄りな情報?』


冬也『妹さんが……大変かもだよ?』


奏汰『……は?』


冬也『中等部フロア行ったら分かるよ?面白い事、起こってたから♪』



奏汰(かなた)『どう言う事だ……、、』



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