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毎日の日常
比奈『お兄,起きて、朝だよ?』
朝が中々、起きれない決まって寝坊ばかりする俺を妹。
伏見比奈が俺のカラダを揺らす。
比奈『お、……起きない。お兄,比奈は、もう、時間だから行くね?分かった?』
比奈の声は夢で起こされているかの様に遠く聞こえる。
俺は寝惚けて寝返りを打ち……
そして、深い眠りに付いてしまった。
比奈『お兄、先に行ってくるね!』
奏汰を、起こすのを諦めた妹の比奈は兄のカラダを揺らすのを止めて兄の部屋から出た。
伏見家の稼ぎは母1人。
その母親は神聖軍と言う大変なお仕事をしている。
遠征や策略会議などの時は帰ってこない事も暫し。
その為、母親は残業続き。
その母親に変わって妹が奏汰を起こし、弁当を、作りと家業をこなしている。
そして、彼は今日も弁当を一人頬張る。
奏汰『おいひぃ……幸せ、、』
敦『本当に呑気な奴だよな〜奏汰は!』
奏汰『うるへぇ……』