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次はきみが笑う番だ  作者: odd
2章 君との日々
8/38

8 少しだけ踏み出す

そんな事があってから、私はライの名前を呼ぶようになった。


ジェイさんの家に遊びに来るライを私は毎日待っていた。

ちょっと意地を張って面倒くさそうな顔をしてたりしたけど、本当は毎日遊びに来てくれるのがとても嬉しかった。


ライは私を色々な所に連れ出してくれた。

山や街だったり、あのまま孤児院にいたらきっと出会わないような世界を沢山見せてくれた。

ライに連れて行ってもらった場所の中でも、私が一番好きなのは海だった。


私が売られてきたこの場所はリウォールって島で、ジェイさんの家は港町にあった。

だから、海に行くことが多かった。

海を見てると、今までの嫌なこともどうでもよくなってきて気分が落ち着いた。

だから私は海を見るのがとても好きになった。

そして、ライと見る海はもっと好きだった。



ライは私を心配してか知らないけれど、毎日遊びに来てくれた。

当初は正直あまり外に出たくなかった。

一度人生を捨てようとした私にとって、世界は全くと言っていいほど魅力的じゃなかった。

でも自分の命を捨てる覚悟で私を助けてくれた彼の誘いを無下にすることはできず、私は毎日ライの遊びに付き合った。

そしたら、思っていたよりも世界はきれいで面白かった。



しつこいくらいの、ライの誘に乗ったおかげで私は海が大好きになった。

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