言葉のサラダ
言葉のサラダっていうのは精神分裂病の症状で言語が意味を成さずただ文字の羅列となる事なんですね~。確か。
言葉を無くした
決定機を演出するキラーパス
天国への階段
泣く事は出来る
言葉のサラダ
カラーは空々だから
透明なラブストーリー
泣く事は出来る
分裂病
レッド イエロー ブルー
移り変わるシグナル
恐れる事は特に良く出来る
スタート
アクセル踏み込んで
対向車のライトが眩しい
恐れる事は特に良く出来る
僕という存在はいないのだ
正確に言えば自我が破壊されている
だから僕一人の時は誰もいないことになる
いても意味は無いのだ
僕という人間が酸素を吸って
二酸化炭素を吐き出して
たまたまたまみたいだけど
いても意味は無いのだ
叫び出し
包丁を構え
据わった目で
人を殺していくあいつ
お金が無いから
誰も相手にしてくれないから
あいつは偉いから
人を殺していく それが正しいと思ってるあいつ
うんざりなのは繰り返される世界
うんざりなのは繰り返される世界
しかし僕は間違っていないか
レールというルールからはみだす
うんざりなのは飯が食えればそれで良い世界
うんざりなのは飯が食えればそれで良い世界
しかし僕は洗い物さえした事なくないか
レールというルールからはみだす
海は生温く山は怒り大地は震え空には穴が開いている
世界は明日終わるのではないか
ノストラダムスの大予言の年 彼は十九歳だったが
焦って汗でエレキギターに感電し死んだ
僕は彼の友達だった
いや友達の友達だったか
お葬式は嫌だ
気が滅入る
彼は僕を気に入っていた
いや気に入られていたような気がする
戒名なんて嫌だ
死が老いる
逆さまだ
僕の考えている事は
人は生きる為に歩いているのではなく
人は歩く為に生きているのに
滅茶苦茶だ
僕の考えている事は
人は死に向かって進んでいるか?
それは僕が消えてしまいたい事と関連しているか?
答えなんて無い
意味なんて無い
束の間の幸脳髄に焼付け
生まれてしまった事を精一杯享受しよう
泣かないと決めた日
口の中が強く渇き心臓が爆発しそうで
泣いても良いよと言ってくれるはずの
昔恋した彼女の電話番号を調べたりなんかしている