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ドラマ

ここから第四話くらいまでたぶん心が病んでたんだと思う。笑

というか精神病だからしょうがないか・・・。


産まれ出会い 産まれ出会い

死に別れ 死に別れ

ドラマは初回視聴率は高く

最終回には尻すぼみ


いやそれはちやほやされるか

どうかという基準の話で

決して人が死ぬという事に

注目が集まらないという事ではない


むしろ人それぞれ

ドラマの主人公であり

人生も例えてみれば

連続ドラマのように山あり谷あり


僕はそのドラマの構成員では

もはやないから

高見の見物

生きながら死んでいるような顔をして


ただ見物するなら

素敵な物 醜悪な物

善悪問わず

強度の強い物が見たいわけで


案外みんなそうかも

TVドラマなんて

子供だましの恋愛見世物だと

僕は思うけど


ついつい面白くて

はまっちゃう事もある

人生も我ら平凡党とでも名付ければいいのか

しかしながらそれなりに波乱万丈


そういう物に興味を持ちたいと思いながらも

曇り硝子のように何だか自分の事さえ

心許無く

足掻く もがく


そうやっている内に偉い人と駄目な人が

振り分けられ

僕はさっきも書いたように高みの見物なのだから

と思っていたらいつの間にか駄目な人というレッテルを張られていた


じゃあ偉くなりたいよ

と偉い人は子供の頃から努力している

僕はただアホ面して呆然としていたのかもしれない

まぁ人から聞いた話だからあてにならない


始発駅から終着駅まで

どんな形でもお疲れ様

お互い様さ 人という字の成り立ちは

正確には知らないけど


大事にしたいものだよね

出会いとか別れとか

初めまして さようなら

その間に非常食の乾パンみたいにパンパンに


ドラマが詰まっているのさ

終わったりまた始まったりして

そういう事の繰り返しで過ぎ去っていく人生

ただ光陰矢のごとし 法院やり過ごし


もしかしたら争う事も無く

ただ微笑をたたえ

じっと正座して

事の成り行きを見守る 


そういうのが仏陀のやりたかったことなのかなぁ

綺麗な池の綺麗な蓮の葉の上でさ

ドラマなんて無く説く

そんな生き方誰も真似できないから凄いんだろうね


僕達人間は

今日を生き抜く為に

あくせくドラマ作成に余念がない

生前葬なんてのもあるくらいだから


結局終わりなんて気にしなくていいんだよ

我ら平凡党 平行棒渡るみたいに

フラフラしながら

訳もわからず気が付いたら死んでいるのさ


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