ここまでのあらすじ
【第一話・森の中】
1日 晩春のある日、アイシャは武神と遭遇。その技を受け継がされ、いわれるままに岩を斬る。追ってきた盗賊を退治。武神から未来の予言を聞いて、はじめて自身の将来を考える。
2日 ヤクタと邂逅。その盗賊団を撃滅。ヤクタを仲間にして出立。
3日 霧の朝。謎の毒蛇団を退治。サディクたちの軍団と遭遇し、知己を得る。お小遣いと“お守りの懐剣”をもらい、ヤクタは銃を入手。家族とも再会して野営でもう一泊。
4日 領都イルビースに到着。予言の一人目の男・ミラード伯父の家にとりあえずの拠点を構える。
【第二話・領都】
~8日 ダラダラと、門番のジュード氏とおしゃべりなどして過ごす。
9日 下街見学。革命家ケイヴァーンに遭遇。ヤクタと再会して、情報屋“自称・街を守る良いヤクザ”ナヴィドから銃の弾薬について話を聞く。下街の大火災事件。
~13日 叔父の仕事の手伝いをさせられて、初めての労働の辛さをダラダラ味わう。
14日 ヤクタの仕事・毒蛇の刺客退治を手伝う。父がヤーンスの町へ一時帰宅する予定を聞いて、夜、ヤクタと領都を逃げ出す相談。
15日 早朝に父が出発、行方不明に。昼前、アイシャとヤクタもヤーンスの町へ向けて出発。
【第三話・オーク】
15日夜 途上、武神の塚を再訪。予言の二人目の男・ジュードをはじめ、いくつかの知りたいことを聞く。
16日 夕方、ヤーンスの町に着。自宅で、二人で宴を開く。
17日 町の市場で情報収集。ヤクタの盗賊団のその後の話、王子軍の敗報を聞く。行方不明の父親がどこかで戦禍に遭うことのないよう、王子を救出し、オーク軍にお帰り願うことを決意。
18日 朝から雨天。戦場見学に出発。雨宿りに寄った途中の小屋でスパイ3人組に遭遇し、推理ごっこを楽しむ。彼らはそれぞれ近隣の村人・オーク族・国の和平派、であるスパイだった。いくらかの情報を得て、自分が“死天使”と呼ばれていることを知る。
19日 昼、戦場に到着。オーク族司令官に面会を申し出て“お守りの懐剣”を差し出す。面会が叶って、メレイ総司令官と知己を得る。
就職のスカウトを一旦保留し、囚われのサディク王子の下へ忍び込む。王子の継戦の意志を確認し、救出と、そのためのひと暴れを決意。
夜、メレイ総司令官と対話を試みるが、そのなかでメレイは自身の部下に暗殺される。流れで、アイシャは敵本陣に放火。火は輸送準備のために集積された火薬に延焼し、爆発。オーク族は大混乱に陥る。
同じ頃、ヤクタは王子の部下・ファリス子爵と合流しており、組織された決死隊とともに混乱に乗じて敵陣に攻め入る。結果、敵陣は陥落、王子救出からの脱出に成功。
功績に対する褒美の希望を問われたアイシャは、王子の妃などつまらない、王の妃にならなってもいい、と受け取れる内容の失言を、その気もなく放つ。それを受けサディクはオーク族を征服し、皇帝となる決意を表明する。
宿泊した女性用天幕でシーリンと邂逅。
【第四話・村と街と人】
20日 父親探しの道中、シーリンの帰郷の途中まで護衛を兼ねることに。徒歩でヤーンスまでの道を早々に迷い、知らない村に入り込む。その村には先日のスパイの村人が住んでいた。お互いに情報が不足していたので、宿泊ついでに知っていることをやり取りする。
夜、散歩しながら、この村が予言の“ネズミ婆”が長い晩年を過ごした村だったことを知る。
21日 朝、スパイの息子・プーヤー少年が村を飛び出すのに連れ立って、船でヤーンスまで移動する。少年は予言の4人目の男だった。アイシャは心惹かれるものを感じながら、深入りしないよう心がけて接する。
~24日 ヤーンスを出て、領都イルビースに到着。依然、父親は見つからず、ミラード叔父、情報屋ナヴィドにも父の捜索を依頼する。夜、ナヴィドから父の死の情報を受け取る。
25日 ミラードからも父の訃報を知らされ、翌日の葬儀等の予定を聞かされる。が、それに革命家と身内のきな臭いたくらみを感じ、逃亡を決意する。
26日 シーリンの王都行きの馬車に同乗し、実力で弟子にした“武神流六人衆”の護衛とともに一路、王都ファール・ザフルを目指す。
【第五話・カムラン武神】
26日昼 大人のオンナになりたい決意を固めるものの、いろいろ足りていないなか、女騎士が率いる行軍を見物して憧れたりもする。
夜、シーリンがカムラン神に魅入られ、森の祭壇でその技を受け継いでいる。
~30日 ダラダラ、シーリンとのおしゃべりで時間を潰しながら馬車に揺られる。
30日昼、王都の外郭に到着。マイという夫人に悪党退治を依頼されるが、先日出会った国の和平派スパイ・ベフランが割り込み、アイシャの悪口を言って、大人しくしていろと釘を刺す。しかしアイシャは依怙地になってベフランとの対決姿勢を打ち出す。
31日 王都の城内に入り、夕刻、シーリンの屋敷に到着。ヤクタ、シーリンとのファッション対決など余所事にうつつを抜かす。
夜、悪党の調査に向かわせた六人衆の敗報を受け取る。謎の猛者による妨害があったらしい。日を改め、アイシャ自らが出ることに決める。
32日早朝 アイシャの機先を制し、ベフランと王太子アスラン、謎の猛者ハーフェイズがシーリン宅を訪問。話し合いの結果、やはり悪党退治はベフランたちに委託することに。その途中、カムラン神からの神託の奇跡があり、事態がこんがらかる。
【第六話・王都騒動】
33日 観光。六人衆のチャリパとともに冒険者ギルドなど。自分の呼び名が“オークの赤ちゃん”に加え“サディクの毒蛇”など芳しくない方面で増えていることを憂う。
夜、シーリンとハーフェイズとの縁談がほぼ決まりで進んでいることを聞く。
34日 気が進まないらしい縁談に多少の責任を感じたアイシャは“ゲンコツちゃん”こと道場の“がんばりやシーリン”に“神の子シーリン”の呼称を押し付けるべく策動を開始する。
35日 交渉はだいたい上手くいったので、念願の塔の観光に3人で出かける。
実は塔の主であった武神の案内で塔をめぐる。すると、人界での塔の主である大聖女に跡継ぎの指名を受けてしまう。その場からは逃げ出せたが、“大聖女ならぬ超聖女の指名を受けた少女アイシャ”の名は広まってしまい、甚だしく困惑する。
36日 どうにか帰宅の途に着く3人の前に、宰相から厳しく叱責されて怒りのべフランが立ちはだかる。
アイシャは、べフランの相手をしても埒が明かないことに気づき、“話し合い”のために王宮に突撃することを決意。その場で実行に移す。
→【第七話・王宮にて】へ…




