5話までの登場人物
アイシャ
主人公、14歳女性。顔が良いのが自慢。武神の技を受け継がされた、人生の迷子。別名は自称に“武神姫”、他称に“オーガの赤ちゃん”。
ヤクタ
元・盗賊団の首領、現・アイシャの相方(家来)。19歳女性。長身の美女。大金をかけた銃の使い勝手が悪くてちょっと困っている。
シーリン・カーレン
19歳女性。商売をやってる男爵家の次女。山鳩色の髪、葡萄色の細い目、豊満な体型だがダイエットに成功。
ひょんなことからアイシャたちに同行するようになり、更にひょんなことから武神のライバル・カムラン神の武術を受け継ぐ。本人もカムラン神も関心の薄いことにはズボラなのか、能力の多くは秘されている。
(アイシャの家族)
ユースフ
父。予言を覆せず、亡くなってしまったらしい。
ライ
兄。予言を覆せず、亡くなってしまったらしい。
ミラード
叔父。第三王子の下の下の方で政治活動に携わる怪人物。別名、ケイヴァーン。予言の“ネズミ婆”の一人目の男。アイシャは、この男となるべく関わりたくないと思っている。
(第三王子と仲間たち)
サディク王子
王国の第3王子、18歳。アイシャにわかりにくい求婚をした。真意は如何に。
ファリス子爵、騎士ヤザン、騎士ボルナ
サディク王子と一緒にオーク族と戦争している。
(第一王子と仲間たち)
アスラン王太子
王国の王太子。行動的で快闊な人物。
ハーフェイズ
“天剣”の二つ名をもつ、すごく強いらしい武人。
ベフラン
王太子を派閥で支援する宰相の部下の密偵。アイシャに受けた屈辱を晴らすべく要らんことを言って、激しく恨まれる。情報収集力は辣腕。
(オーク族の軍人)
メレイ
大将軍。初老の侵略軍総司令官。敵から高く評価されるタイプの大人物。王子様救出大作戦の混乱の中で自身の部下に暗殺され、アイシャの心にしこりを残す。
マフディ
アイシャに茶菓子を運んだ美少年。オークと呼ぶと怒る。
アセト
“毒蛇”部隊の隊長。物語序盤でアイシャに倒される。メレイの個人的な友人だった。
(街の住人)
ナヴィド
"吉報"の異名を持つ情報屋。魔法使いでもある。
ジュード
門番の衛兵。身分証を持たないアイシャを顔パスで通らせ、シーリンに「異常な門番。魔性の女に引っかかった」と評される。予言の“ネズミ婆”の二人目の男。彼が美青年でなかったことにアイシャはガッカリした。
プーヤー
オーク族に国を売った村人スパイの息子。都会暮らしで立身出世する夢をもって働いている。予言の“ネズミ婆”の四人目の男。アイシャはひとりで運命的なものを感じて困惑している。
武神流六人衆
筆頭・アーラーマン師範、バルディア、チャリパ、ダーヴド、エスファンダル、ファルディン。師範のことをアイシャはアーラマンちゃんと呼ぶ。
マイ
助けを求めて厄介事を持ち込んだ中年女性。剣術サウレ流道場主の妻。
ダーラー
シーリンの姉の息子、2歳。
(武神)
エルヤ……アイシャの武神
カムラン……シーリンの武神
モルヴァーリド、サウレ……名前のみ登場




