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B-2



。。




実優「…今はそっとしておいて」




洋介「、……ただ、なんか、様子がおかしい気がするんだけど…」



通話後に残る違和感

あの必死さ 話を聞いてあげるくらい

実優「⋯」



ゆっくりと実優の身体が近付いてくる


似通った初音の顔と一瞬だけダブった



背を向け 優しくもたれ掛かってくる少女



シャンプーの香りと小さな柔らかい身体



大人しい実優の行動とは思えなくてビックリしてしまう


洋介「、えっと…」




実優「洋介、優しいの分かってる…。


でも…お姉ちゃんでも、他の娘…気にしすぎ…


あんまりだと、辛くなる…」




洋介「あ、…ごめん。」




実優「ん⋯」



ゆっくりとこちらの手を取って実優は自身の手を重ね合わせてくる


しばらくそうして撫でてくれた掌

自然に胸に押し当てられていて、こちらの鼓動が跳ね上がった


洋介「っ、あっと」



女の子特有の膨らみが自身の掌で形を変えて感触がダイレクトに伝わってくる



セーターと下着の肌触り


その奥



実優「……びっくりした…」




洋介「…いや、だって…」




実優「私も、ドクドクする……。


手…」



空いていた右手を求められるとすぐに感触が両掌から感覚を支配する



人の部位の中で最も多くの神経が通っている掌


その神経全てが押し当てられ胸の感触でいっぱいになる



ドンドンと


鼓動が伝わってくるのも相まって高まる



実優「…っ」


不意に


添えられてるだけじゃなくこちらの意思で彼女の胸を揉みしだいてしまう



もう子供じゃない 実優の身体


こんな 柔らかい




洋介「ぁ⋯」

実優にしがみつくような体勢になっている事に気付いてハッとする





実優「…?」




洋介「っ、ヤだったろ、ごめん」




ゆっくりと


実優が片目だけ振り返ると、微笑んでくる



実優「……いや。止めるのが⋯」



洋介「み、…」




再度両手を引かれると甘美な柔らかさが脳に戻ってくる



もう止めるとか

無理だこれ



彼女の胸と身体を強く引き寄せてギチギチに主張する股間をスカートの先に押し付ける



多少怯むがもう止まらない



首筋の甘い香りと胸の膨らみ




頭が沸騰するように興奮する


手で 力で 腕で 勃起したペニスで


閉じ込められた実優が 喘ぎ声を殺して 震えてる




こんな事していいの

問い掛け途中で止めたら実優は嫌がる



勝手に結論付いて淫らな行為に耽っていく





実優「…洋介」




洋介「っ、、」


さすがにやりすぎか


反射的に離れる


クスリと

珍しく実優が声を出して笑うと、止まったこちらの肩に頭を載せてくる





実優「平気⋯何されてもヤじゃない…」



洋介「、そ…か」




実優「…ただ、明るい⋯」





洋介「あ、電気…。気付かなかった、ごめ…慣れてなくて」




実優「慣れてる方が⋯ヤ」




洋介「…はは」



暗くなった部屋の中で再度彼女を後ろから抱きしめる

柔らかすぎる


わずかに顔を向けてこちらを見てくる実優

それももどかしくて


その頬を引き寄せて唇を這わせる



実優「‥っ」



今度は怯まずに


唇まで




洋介「‥‥っ」





なん て心地良さ


まるで体温を持ったフルーツのよう


キスの匂いと摩擦に脳が溶けていく





…マジでヤバい




荒く呼吸して


互いに身体を求めながらベッドに倒れ込むと、実優がゆっくりささやく



実優「⋯⋯⋯とって⋯服⋯」



洋介「っ」



電流が流れているような言葉



薄暗い部屋


乱れたセーター

捲れたスカートから水色のショーツと雪のように白い太ももが覗いている



洋介「ぅ……っ」


スカートの中に手を入れようとした瞬間




不意に響く

携帯の着信音に意識を離される




実優「っ…」




洋介「え」



実優「⋯なに?」




洋介「や、今舌打ちした?」



実優「ううん、⋯お姉ちゃん?」



洋介「ん⋯、いや、珍しくおばさんみたい」



実優「お母さん?…っ…もうなに…」



可愛く拗ねるような素振りに笑ってしまう



洋介「確かに、珍し⋯何だろ」



除夜灯を付けてすぐに通話ボタンを押す


『あ、もしもし洋ちゃん?こんばんわ。ごめんねぇ急に


実優ちゃん今そっちにいる?』



洋介「あ、はい。一緒です、代わりますか?」


『あ、いいのいいの、あんま遅くならないうちに帰ってきなって言ってもらえるかな?そこそこ近所だけどさすがに心配でさ』


洋介「はい、了解です、帰りはちゃんと送りますから」


『お、頼もしくなったねぇ。あとこないだ悪かったね、初ちゃんが迷惑かけて』


洋介「え、…えと。こちらこそ、すみません…。あの、初は?」



遮るように 痺れを切らしたように

実優が控えめに身体をまさぐってくる


『珍しく部屋にこもりっきりよ、良かったら気にしてあげてくれる?』


洋介「あ、…もちろん」


いまだ激しく屹立したままのものを服越しに触られ初声が困難になる


『…どうかした?』


洋介「大丈夫です」



やりすぎだろ

イタズラッ子を軽く睨むと手首を掴んで制止する


洋介「初に無理しないよう伝えて下さい」



実優「っ」


ガバリと


言葉尻に実優がしがみついてくる


洋介「っ…」


おばさんが何か返事をして通話が切れた後も全く力は緩まない





実優「⋯…はつ、はつ⋯お姉ちゃんばっかりだね⋯」



洋介「そんな拗ねなくても…」



実優「⋯、もし私が他の男の子の事ばっかり、言ってたらどう?」



洋介「う、それは嫌、かな嫌すぎる…」



実優「同じです。⋯気を付けて下さい」



洋介「はーい⋯」



返答に半分満足したのか実優は少し微笑むとこちらに向き直る


艶かしく捲れていた太ももとショーツに目がいき気付いた実優が慌てて手で隠した



実優「っ、⋯見られた⋯⋯見た」



洋介「い⋯いや、なんか⋯目吸われてね⋯ごめ⋯」



実優「⋯⋯⋯⋯。⋯⋯一応、許す」



洋介「一応って⋯」



そそくさとベッドから降りて実優はハンガーからコートを羽織る



洋介「帰っちゃうか」



実優「⋯ん、⋯お母さん怒る」



洋介「…」



実優「⋯残念?」



洋介「またそういう事を」



実優「⋯⋯」



洋介「⋯⋯あぁ、残念だよっ⋯」



実優「ふふっ」



一つ笑みを浮かべると実優は再度傍に寄ってくる


洋介「っ」



実優「⋯も少し、お姉ちゃんには連絡しないで⋯」



強い意志で見つめられ掌がこちらに向けられる



洋介「?」



実優「うまくやるから⋯お願い」



特に抵抗なくロックを解除してスマホを小さな手に載せてやる



洋介「⋯別に、ブロックする事ないだろ」



実優「大丈夫⋯」



洋介「心配性だな、実優は」



実優「………。」




LINEだけでなく通話も着信拒否にしているのか無言で操作するタップ音だけが部屋に響く




洋介「ま、いっつも実優が正しいからな…、こないだの夏休みも…」




実優「⋯OK、1人でしないでね⋯」



洋介「まー⋯そこまで言うなら」




実優「⋯⋯ありがと」



腕にスマホが戻ると体温が離れて途端に肌寒くなる


っ、


反射的に離れたばかりの実優を引き寄せると今度は正面から抱き締める



実優「⋯?」



いつもの小首を傾げる動作も、妬いて拗ねる動作も全てが愛しい


帰したくない




無言の時間が流れ

実優も遮らずにされるがまま突っ立っている


厚手のコートがやけに邪魔で僅かでも距離が詰められずもどかしい



洋介「次は、いつ?」



実優「⋯⋯明後日?」


洋介「明日は」



実優「⋯明日も」



洋介「なんだよそれ」



実優「⋯寂しい?」



洋介「んや別に、そうじゃないけど⋯なんか」



実優「⋯?」



洋介「し、心配なんだよっ離れてると⋯、


お前がまた危ない事してないか、とか⋯

誰かに誘拐されてないか〜、とか」



実優「⋯⋯あり得ない」



洋介「分っかんないだろ、そんなの


こないだみたいに優しすぎるせいでずぶ濡れになったりとか」



実優「優しくない⋯」



洋介「大体、こんな真冬に川とか」



実優「⋯洋介は入らなくていい、⋯苦手でしょ寒いの」


洋介「お前1人が震えてる方がイヤだわっ」



実優「⋯もう分かったから、今日は、帰る⋯もうお母さん来ちゃう⋯」


洋介「うっ、あと30秒くらいなら変わらんだろ」



実優「⋯⋯⋯。」



洋介「かったよ⋯ちょと待て、重ね着してくるから」



実優「1人で帰れる」



洋介「だぁーっての、もうおばさんに送るって言っちまった」


実優「大丈夫」


洋介「つ、ついでにコンビニ寄りたいし⋯」



実優「⋯⋯何買うの⋯?」



洋介「んっ、え、えーっと⋯そのまあ、なんだ、あれ、あれ」


実優「あれ⋯?」



洋介「なんか、こう⋯つけるやつとか⋯する時に⋯」



!!!!!

洋介「んげっ!」


視界が飛びそうなレベルで顔に星が飛ぶ


無情な平手打ちをお見舞いされ頬に紅葉が貼り付いた


実優「バカじゃないっ!?し、しないそんなのっ!

さ、先、ず〜っと先、だからっ」



洋介「え、ええぇ〜〜!⋯だ、だって、さっきイヤじゃないって⋯」


実優「⋯⋯バカ⋯、大バカ⋯⋯スケベ⋯」



洋介「⋯いぃっ⋯⋯てえぇぇ⋯⋯」



遅れてきた激痛に頬がジンジン紅葉を点滅させる


いくらなんでも手加減なさすぎだろ



実優「⋯こわい⋯もう帰る」



洋介「冗談だって⋯、ごめん、コンビニはいいから送らせてくれよん⋯」


実優「⋯⋯もう仕方ない⋯」






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