1話 美怜さんが甘やかしてるくるのですが?
文字数が出てこなくて分からないのですがちょっと少ないかもしれないです。
毎話これくらいの文字数でやろうかなと思います。
「ただいま」
「お帰りなさいませ」
「ただいま帰りました」
やっぱり慣れない。メイドさんとは執事ということもあり話す機会は多いけど女性と話すのはちょっと緊張してしまう。
後この家はめちゃくちゃ広い。最初は迷子になることも多かった。
「もうこの家には慣れた?」
「はい。だいぶ慣れてきました」
「敬語じゃなくていいよ」
「え?いやでも…」
一応執事なのでと言おうとしたら
「君は私の彼氏なんでしょ?それなら敬語で話す必要なんてないよ」
「分かった」
「よし、偉い偉い。少しずつでいいからね」
と頭を撫でられる。
美怜さんに頭を撫でられた。1ヶ月前の僕からしたら有り得ないことだと思った。
普通に嬉しい(*^^*)
「今日はメイドに作って貰っているけど明日からは私も作るからね」
「え!?」
美怜さんのご飯!?
「けど仕事は…」
「あー多分終わるよ。あれからちょっと会社の人にお願いして分担して貰ったから君の負担も結構減るよ」
「そうなんだ」
「君も疲れた時は仕事しなくていいからね?」
なんかものすごく甘やかされてる気がする。
それからご飯を食べてお風呂は…
「一緒に入る?」
「え!?いやまだ心の準備というか…」
「今日はいいけど明日とかは一緒に入ろうね?」
「うん///」
少しチキってしまったけどいきなりそんなこと言われたら誰でもびっくりするでしょ、普通。
今日は別々に入ったのだけど…
「今日からは私と一緒に寝るから」
「え!?」
今日何回驚かされてるんだろう?
「ベッドも大きくして貰ったし」
確かに前より大きくなってる。
「私に添い寝されながら寝るんだよ?」
と言いつつも
「美怜さん、これって添い寝なんですか?」
「そうだよ」
抱きしめられて寝るなん人生で初めてだ。
美怜さんはちょっと身長が僕より高いから抱きしめられてというより抱っこされてるみたいになってる。
恥ずかしい///
「かわいいな〜」
こんなの寝られるはずがないと思ったけど案外疲れからかすぐ寝てしまった。
次回は美怜の視点になります。
読んでいただきありがとうございます<(_ _)>