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床下の迷宮  作者: へますぽん


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53/92

ひどいはなし1

今回、次回は暴力表現があります

飛ばした回がわかるあらすじをつける予定なのでとばしても大丈夫です

山の麓は木々も生えているけれど、程なくして辺りはひらける。

低木や藪、岩など。

わりと荒涼としているのだ。巣穴の周辺は生える草むらのむこうに我々の巣穴が見えてくる。

見通しがよいので空からも狙われやすいから、牧草を調達するときもチンチラたちは緊張を強いられる。

だが今日は私に搭乗しているので豪天号は安泰だ。


油断しきっていた。


足元のナニカに足を取られた。

ごろりと転倒する。

樽を取り落としながら、腹の相棒を庇う。

顔も肘も股も肩も脛も全身のあちこちが痛い。

「ぅんんんんー。つぅー」

荷物に押しつぶされて声も出ない。


「っしゃぁぁっ!!そっちかっ!」


男の声がした。


罠が仕掛けられていたのか。

担いだ荷物も相棒も放りだして、身を起こそうとした瞬間には再び打撃が襲ってきた。

何かをぶつけられたようだ。

つんのめったところに駆付けた賊が棒で殴打してきた。

痛みでグラグラする。

目眩のように立っていられない。

せっかく主様の加護があっても、衝撃で動けなくなると走れない。

思いがけない弱点だと頭を抱えて蹲りながら降りそそぐ殴打の痛みに耐える。


村にはヨソモノは滅多に来ない。

稀に来る者の目当てはこの迷宮しかない。

だから夕べわたしが宿に泊まった時点でここに来ることはバレていたのだ。

わたしの跡をつけなくてもここで待ち伏せていれば、現れると賊には分かっていたから道を見張っていた。

山に逃げ込んだら面倒なので「入り込まないように」仕掛けていた罠に掛かった。

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