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床下の迷宮  作者: へますぽん


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16/92

草刈り鎌

あけましておめでとうございます!

わたしの居住地では天候に恵まれのどかな新年を迎え、惰眠を貪っています。

病魔の混沌が収束し、安寧の日々が取り戻されるよう願っております。


前作【小学生でまいごになっている】は完結の日、大晦日にかつてないほどのPVをマークしました。

応援ありがとうございます。

最終日なのになぜかBMも増えたので、

せっかく印していただいたのだから番外編を近日中にUPすることにしました。

こちらもどうぞよろしくお願いします。

リュックに詰めた刃物は鉈と手斧と包丁。

頼まれたのは草刈りだからどれも使いにくい。


「ねぇ、こういう形の刃物、鎌っていうの、ないかしら?」

足下に小石で下手な絵を描いて、チンチラ達にダメもとで尋ねてみる。


侵入者の持ち物で見た気がするという声があり

本通路の出口に用意してやるとの申し出を受けた。

軍手をリュックから出して、首にタオルをかけて、ブラックベルベットの案内で本通路裏の保守通路を進む。

時々、重いものがぶつかったり、倒れる音がする。あと呻き声が反響している。

「頻繁に侵入者があるの?」

「ここらは農作が主なんだけど、食ってゆくにはボチボチで

遅霜や旱魃があれば、遠からず飢饉に直面するようなところだからウチを狩場にしている。

領主はな、自分の森に狩りに入るのは嫌がるくせにウチでの狩りは認めている。

領民を間引いているのも同然だと俺は思うぜ。

ウチもガラクタで釣って連中を主様への貢物(食事)にしている訳だから

なにも非難するところはないんだがな」


カワイイもふもふの口から出る言葉のなんと殺伐としていることか。


「みずきの欲しがっていたもの、これだろう?」

グレーが数頭のチンチラを従えて入り口の手前で待っていた。

床に置かれた鎌は、叔父の小屋にあるものと似てるけどだいぶ違った。

なんで狭い地下通路にコレを持ち込もうと思ったんだろう?

死神の絵で見たことがある、アレ。


大鎌。


あんなもの実在するんだね。

柄に直角のハンドルついてて取り廻ししやすい作りになっていることから

どうやら実用品らしい。


菜園の手入れに使うありふれた鎌は扱ったことがあるが

コレって草刈りに使えるのかしらね?

2m近い長い柄と腕ほど長い刃のついたそれを持って本通路から外に出る。

これ持ってるだけで冒険者のコスプレ気分だ。軍手、首タオルの野良スタイルだけどな。


「みんなぁ〜!ちょっと離れてねぇ!!」

チンチラ達には通路へ退避してもらう。空から拉致りにくる鳥が怖いからね。


ハンドルと柄の後ろをしっかり持ってブゥゥンと振りまわす。

円を描くように草が薙ぎ払われる。

身体は遠心力のかかった大鎌の重みで振り回されて踏ん張ってるはずの足元がぐらつく。

ハンドルのおかげですっぽ抜けないが刃の重みでヨタヨタとウロつくので、周りに誰かいるのは危険。


でも驚くほど沢山の草が一度に刈り取れる!早い!

薙ぎ払った草は、二日ほどかけてその場で返しながら乾燥させてから居室に搬入するそうだ。

今後は更新日を週末にする予定です。

この続きは明日六時!

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