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異端は良い

作者: 腐った納豆

一つ目


あるところに羊飼いがいました。


その羊飼いは、協調性のある羊の群れから出た、「異端な羊」でした。


その羊飼いは羊を仕切っています。



あるところにリーダーがいました。


そのリーダーは、協調性のあるメンバーの中から選出された、「異端なメンバー」でした。


そのリーダーはメンバーを仕切っています。







二つ目


あるところに羊の群れがいました。


その羊の群れは協調性が強く、みんなで行動する能力に長けています。


しかし、行動を起こす「異端な羊」はいないので、何も始まりませんでした。



あるところにチームがありました。


そのチームは協調性が強く、みんなで行動する能力に長けています。


しかし、行動を起こす「異端な人」はいないので、何も始まりませんでした。







三つ目


あるところに羊の群れがいました。


その羊の群れは全員が羊飼いだったので、まとまりませんでした。



あるところにチームがありました。


そのチームは全員がリーダー気質だったので、まとまりませんでした。

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