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契約詐欺

 問題が発生する。


「証拠の写真だ。 ここが開かずの間でいいんだろう? 倒してきたぜご機嫌なやつをな」


 メリッサは、撮ってきた写真を見せ報告をする。 どんな幽霊だったか、どう倒したかを聞かれるが適当に答える。


「炎が弱点らしい。 奴は氷を飛ばしてきてたからな。 ピーンときたのよ」


 相手はそれを信じ込んでいた。 メリッサの作り話を感心しながら聴いている。 Bランクは初であったが……正確には、単独では初。 だが、メリッサはチョロさから、心の中で笑っていた。


「というわけで、報酬を貰うぜ」


 だが違った。 依頼主の男は、コインをバラバラと机の上に落とす。


「これは……どういうことだよ。 追加報酬か?」


 訳もわからずメリッサは聞く。 それに対して笑いながら……大きく笑いながら主は言った。


「契約書には追加の報酬なんて書かれてないけどな……あんた、何を言ってるかわからない。 ははっ、頭おかしいんじゃねえのか?」


 メリッサは嵌められたのだ。 クライアントと直接契約をするクエストでは、こう言った詐欺は少なくない。 メリッサも、騙されるジョーの姿を見た覚えがある。


 だが、されているのを見るだけと、自分がされるのは違う。 メリッサは我慢した。 目の前の男を殴ってやろうと思ったが、それをなんとか堪えた。


「……ですね。 ありがとうございます。 また、何かあればよろしく」


 完全に見下しながら、笑みを浮かべて奴は去っていく。 それを後ろから襲うなんてことはしない。 もったいなかったから。 メリッサは、今この時点だけで、幾つもの復讐方法を考える。


「さて、どうしてやろうか……6つくらい思いついた」


 後悔させてやる。 そのために、メリッサは策を巡らしていく。

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