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しるし3(詩集)

ここ

作者: さゆみ


見透かされてしまうような尊さ

淡色のまあるい涙がとまらない

幸せなのに地獄みたい

融解する温度は未定


◯◯◯が飛んでる たかってる

叩いても掌から抜け出る

逃げ足早くて捕まらないから

薬剤ゼリーに望み託す


吸い寄せられて堕ちる◯◯◯

ゆっくりと果ててゆくから

そしてただの●になって

やがて静止して破棄される


◯◯◯はコバエのように

ちっとも美しくない

もっとも優しくない

どこからともなく湧いてきて

ウザくて醜い害虫


これは個々の価値観

此処であって其処ではない

近しいことはあっても

等しいわけじゃない

重なること

繋がること

歩み寄ること

退くこと

見守ること

ご自由に


其処は其処であるように

此処は此処であればいい


ここは自由






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― 新着の感想 ―
[一言] ∀・)わかりやすい詩ですね。だけど何だかドライで冷たい感情?かつ疾走感ある感じ?何だか単純なようで複雑な気持ちが入り混じっている感じでした。捉え方によって色んな解釈あるかもです。なかなか面白…
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