最後のティーパーティー そのに
「だめなの、スピカ。あなたはここに一時的に留まるだけ。行くときになったら行かなきゃいけないのよ。この世界のルールは、誰も破っちゃいけないの。」
「そう、、、。」
スピカはさぞ残念そうに、肩を落とした。
「私だって、スピカがここから旅立つのは寂しいのよ?でもね、これはスピカのためなの。あなたが生まれ変わって、幸せになってくれるため。」
「そう、、だよね。」
「それに、あなたが忘れても、私が忘れないわ。」
「ありがとう。」
スピカはローズティーを飲んで、ふぅっと息を吐き微笑んだ。
その表情が死神には少し大人びて見えた。
__翌朝。
スピカは輪廻転生の門の前に立っていた。死神も、門の前まで見送りに来ていた。
「死神さん、今日までありがとう。」
「寂しいものねぇ。」
「そうだね、、そうだ。死神さん。」
「なぁに?」
「これ、あげるね。」
スピカは死神にブローチを手渡した。
「まぁ。ありがとう。」




