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Another Life Online  作者: 神主
物語の始まり
6/17

0-6 ゲーム内での四姉妹初会話

私は部屋に戻った後、『ギア』をつけてALOの世界へ旅立った。


~Now Loding~


~Now Loding~


~Now Loding~


~Now Loding~


『Another Life Online へようこそ!』


 この前とは当たり前なのだが、場所が違い白い世界ではなく、いわゆる中世ヨーロッパのような世界だった。第2陣のサービス開始というだけあって、金属鎧を付けた人やいわゆる魔術師のようにローブを着て杖を着ている人など、かなり多くの人がいた。結構感覚はリアルで「進化したんだなぁ」と思うことになった。

 「ギルドに入りませんか!」「パーティに入っていっしょにレべリングしませんか!」などと勧誘の声が張り上げられて、結構煩いところがVRらしさともいえるだろう。

 まぁ、それでもなんだか大きな囲いができていることだからある意味本来より声の量は小さいんだろうと私は現実逃避気味に考えた。


(はぁ、やっぱりあの中に入っていかなきゃなんだろうかなぁ。あんまり目立ちたくないし嫌なんだけど・・・いっそのこと声はかけないで一人でフィールドに出てしまおうか・・・)


などと考えていたところ


「シオンお姉ちゃーん!こっちこっち!」


 と囲いの中から花蓮らしき声が聞こえてきたので、仕方なく、渋々、嫌々と、陰鬱とした気持ちで入っていくことにした。

 囲んでいる人に、


「すいませんちょっと通してもらえます?」


と聞いてみたところ


「あ・・・はい・・・どうぞ・・・・」


 と、顔を真っ赤にしながらどいてくれ私が通りやすいように道まで作ってくれた。なんて優しい人なんだろう(棒)いやー、美人って得だねぇ(棒)そうして入っていくと、予想道理、薊と菖蒲と花蓮と髪と目の色違いさんがいた。


「お姉ちゃんこっちでは初めましてだねぇ」


「そうね、でもまずこのうるさい空間から出ましょうか。どこか良い所知らない?」


「宿屋が規定した人しか入らないようにできる。じゃあまず宿屋に行く?」


「それじゃお願い。というか私が人ごみとか目立つのとか嫌いだって言ったよね?あなたたち」


「ウッ、すみませんでした」


「今度から本当に気を付けてね?それじゃ行こうか、すみませんが皆さんどいてくれます?」ニコッ


「「「「「「「あっハイ、どうぞ」」」」」」」


と言って宿屋の方の道を開けてくれた。



~移動中~



宿に入って部屋に入ったところ(宿の名前は「憩いの宿」で、宿代はアヤメが払ってくれた。憩いの宿って・・・)カレンが


「誠に申し訳ございませんでしたーー!!!!」


と土下座しながら謝ったので


「さっき許したからいいわ。で、あなたたちが聞きたいのは私のステータスでしょう?はい、見せてあげるわ」


と言って(どうせやると思ってたとか言われるんだろうなぁ)と思いながら見せたところ


「「「・・・・・・・やると思ってたけどさすがにこれはないよお姉ちゃん」」」


と言ってきた。

まぁ、私も言われるとは思っていたがここまで言われるとは思ってたなかった。


「まぁ、お姉ちゃん気軽にパーティ組んだりフレンド登録しちゃダメだよ?」


「さすがにそれくらいわかってるわよ。と、いうわけでなんかあなたたちのお世話とかいらなさそうだから、ソロでやるわね?」


といったところ


アザミからは


「まぁ、そこまで苦労しなさそうだからいいんじゃない?でも、たまにでいいから一緒にパーティ組もうよ」


と言われ、アヤメからは


「ある意味予想道理だから大丈夫。それと右に同じく」


と言われ、カレンからは


「デスヨネー」


としか言われなかった。と、いうことで姉妹たちからも許可が出たので早速狩りに行こうと思う。そう思い部屋を出て行こうとしたらアザミから


「お姉ちゃんちょっと待って、せめてフレンド登録して!」


と言われたので、姉妹全員とフレンド登録した所、全員所属している(というか作った、そしてギルドマスターだった)ギルドが違い少し驚いた。


「じゃ、今度こそじゃあね」


「はいは~い行ってらっしゃ~い。私たちはもう少しゆっくりしていくよ」


と言っていたので落ちて宿を出ることにした。


~姉行動後~


「さっきも言ったけどやるとは思ったけどあそこまでとわなぁ~」


「ちょっと予想外」


「まぁでもお姉ちゃんだからいろいろと大丈夫でしょ。」


「「というか大丈夫じゃないところが想像できない」」


「ですよね~それじゃ、解散ということで」


「うん、それじゃあ」


「じゃ、またね~」


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