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6話目

なぜ勇者マミオだけが森に入っていくの?

どうして1人だけで魔物討伐に行くの?


どうして?どうして心配になるロゼ。


その瞬間いきなり森の中から光が、


何?と思っているロゼ、、


そう思っていたらゆっくり何もなかったようにマミオが森から出てくる。


「今回も無事に討伐出来たな」


その言葉を発した瞬間ただ待っている兵士たちがほっとしたような顔で、


というかいかにも一緒に討伐したような顔をしている。


っというか今の発言討伐を今したってこと?


なぜ?


ふと隣のよく分からない男の子に目を向けると何かわかったようなぽか〜んとしたような顔をしている。


「何か知っているの?」


とっさに出た言葉。


ハッとする。


私よりこの男の子が何かを知っているわけないのに、、、


そんなロゼを見ながら男の子は何も言わずボ〜ッとロゼを見ていた。


ロゼは何かこわくなった。


心配していたはずのマミオのことや一緒に討伐に行っている兵士達皆信用できなくなっていった、、


そんなロゼの気持ちを察しながらも男の子は何も言わずロゼを見守る。


「帰る?」


男の子はロゼに言った。


「うん」


しょんぼりとロゼは答える。


まだ、マミオ達は帰る様子はなさそうだ、


そうだいつも真夜中に帰ってくるから、、


ロゼとその男の子はマミオ達に気づかれないよう帰ることにした。


「なんだったんだろう」


ロゼは男の子に話しかけるように独り言のように言った。


「う〜〜〜ん。ねえ、魔法って信じる?」


「え?」


「ううん信じないよね、、あはははは」


「魔法か〜」


「う〜〜ん、ピンとこないけどちょっと考えてみる」


ロゼも自分の発言を信じられなかったがなんとなくボ〜ッとそんなことを思って話した。


そんなこんなで2人はその後も何も話さずロゼの城の近くまで歩いてきた。


「じゃぁ!」


っとロゼは発し、


「あ、今日はありがとう。あなたが一緒だったからなんか落ち着いていられた気がする」


と続いて男の子に話しかける。


「あ、そうだ私はロゼ、名前を問題なかったら聞いてもいい?」


「ロゼね、僕はパク!あとこれ僕から君に」


そういうとパクはロゼに小さなキラキラしたピンクの球を渡した。


「もし、本当に危険を察した時、この球を飲み込んで僕を心の中で呼んで、、」


パクは少し悲しげに言う。


「うん、」


ロゼもなんだかよく分からないけど大事なものでとても大事なことを聞いたということは認識しているようだった。


「じゃぁ!」


そういうとパクはどこかに帰って行った。


「うん、、」


ロゼはそんなパクの様子を眺めていた。


***


無事に城に帰ったロゼは無事にベッドに戻りパクにもらった小さな球を眺めていた。


(もし、本当に危険を察した時、この球を飲み込んで僕を心の中で呼んで、、)

(もし、本当に危険を察した時、この球を飲み込んで僕を心の中で呼んで、、)

(もし、本当に危険を察した時、この球を飲み込んで僕を心の中で呼んで、、)


どうしてあんな悲しそうだったんだろう、、


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