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5話目

勇者マミオ達が行った後、ロゼは思った。


どうしてあのマミオの心配をしているのだろう。


いや心配をしているのではない。


きっと何かがおかしくて不安だから心配しているみたいになったんだ。


だけどなんでこんなソワソワするのだろう。


そして時間がたって真夜中になってから勇者マミオ達は帰ってきた。


そしてみんな何も問題ないような顔をしていた。


身体に傷ひとつもない。


あの平民は服がぼろぼろだったのに。


私は帰ってきた勇者マミオに向かっていき聞いた。


「ま、魔物は倒されたのでしょうか?もういないのでしょうか?」


勇者マミオは少し考えた後一言。


「あぁ」


と答えた。


しかし実際はなぜか定期的に魔物が現れたと言う平民が現れて、マミオ達が無傷で帰ってきてみたいな不思議なことが何度も起きた。


平民が嘘をついているのか、実際魔物を倒せていないのかわからなく、メイドルイもよく分からない的な顔をしている。


私はもう自分で調査するしかないと思いマミオ達が討伐にいく時に、メイドルイの目を盗んで後をつけて行こうと決意した。


そしてついに決行する時がきた。


マミオが討伐にいく時、いつもつきそうルイに


「あ〜〜〜〜〜!そうだ!読んでいない本があったんだ、今日はゆっくり読みたいから邪魔しないでね」


っと部屋にこもったふり作戦をした。


これは何度もあらかじめ行っていて案外バレなさそうと言うことも分かっている作戦だ。


あ、後は、この部屋の窓からこっそり出ていけば、、、こわいが仕方ない。


あらかじめ用意しておいた服を何枚も縛って作った綱で少しずつ降りていく。


「ハハハ!!そこのお嬢さん何をしているのですか?」


誰!!と思い振り返る。なんとも若い同じぐらいの爽やかな白髪のような金髪のような綺麗な緑の目をした服も貴族のような男の子が大きな木の太い枝ところに立っていた。


あ〜〜〜作戦失敗か、誰だよこいつと思った。


「あ!心配しないで邪魔しないから。だけど君にはついていくよ。」


と、あったこともないその男の子は言う。


ほっとして知らん顔しながら綱を降りていく。


よし!っと城の外に向かって走り出すとさっきの男の子もついてくる。


「あなた誰!!!」


「さ〜誰でしょう?」


「ついてこないでこっちは忙しいのだから!!」


「え!でもあれ?魔物がいるかいないのか確かめにいくんだろう?」


その男の子の発言にびっくりして私は振り返る。


「なんで、、」


「あ〜なんで知っているのかって?秘密」


そんなこんなで結局何も分からないままロゼとその男の子はマミオ達に追いつく。


「静かにしててよ!!」


「分かったよ。君の声の方がうるさいけど。」


ロゼは少しイラッとする。


「ここで待ってろ!!」


と勇者マミオの声。


そしてそれに従う勇者マミオの部下達。


勇者マミオだけ森に入っていく。


どうして1人だけで魔物討伐に行くの??


ロゼはそんなことを思った。

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