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4話目

薄暗い城にある小さな書斎の窓から月を眺める1人の男、、、

青いサファイアの指輪がきらりと光る。


「一体誰がどいつで俺は一体なんなのだ、、記憶が、、まばらだ、、なんとかしなくては、、あの小娘のロゼの言葉が妙に引っかかる、、森にいけば何か見つかるようなきが、」


**


なんだかんだ進展もなくロゼは5際になり、椅子も1人で座れどこにいくに不便のない身体に成長していた。


そんな時城の外から何か聞こえた。


「大変だ!大変だ!」


ロゼは何が起きたのだろうと気になったが対して驚くこともなかった。


しばらくすると勇者マミオの前に服がボロボロで傷だらけの平民のような人が通される。


「なにごとだ」


落ち着いた口調でイスに頬杖をつきながら勇者マミオが平民に聞く。


「大変です、、森に魔物が、、」


と言いながら平民は半泣きになりながらブルブルと震えていた。


勇者マミオは少し考えた後一言。


「森に行き魔物を討伐するぞ!すぐに準備を」


「承知しました!」


城がざわざわし始める。


ロゼも流石に少し焦る。


「何があったの?」


近くにいるメイドのルイに聞く。


「森に魔物が出たようです。ですがロゼ様のお父様が討伐に言って下さるのでそんなに心配することはないかと思います。」


そうったメイドのルイは暖かい笑顔を浮かべていたがロゼはそのルイが少し恐怖しているのに気づいた。


そして森に魔物が出るわけないのにと思ったロゼ。


私が生まれ変わる前に魔物なんて出なかったのに、


なんなら森に行ってロデオとお話している時にも魔物なんて出なかったのになぜ魔物が、、。


本当に魔物なの。


討伐の準備を続々としだすマミオ達。


最近何もなかったのに魔物を討伐、、?何かがおかしい気がする、、。


ロゼは勇者マミオのところに急いで走っていく。


「本当に行かれるのですか?」


「あたりまえだろ、この国を守るのが私の勤めなのだろう?」


「だろう?」


「なんでもない。まぁ、心配するな、そんな大事にはならないだろう。」


ロゼは勇者マミオの余裕と落ち着いた雰囲気にほっとした。


「おとうさま、、行ってらっしゃいませ、必ずお戻りになってください」


勇者マミオは思わぬ発言のロゼに少し驚いたがにやっとしながらロゼに優しく話かかる。


「まるで俺が死んでくるみたいだな、そんなに信用ないか?」


「いえ、こんなこと一度もなかったので、、こわいのです」


そういうロゼの頭を優しくそっとなぜた後は無言で討伐に行った。




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