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キャンプで出会った連中がたどった顛末  作者: よぎそーと


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念のために対処していったら、貴重な意見も聞くことが出来た

 手近なコンビニに入って塩を買う。

 それを自分と車にふりかける。

 効果があるか分からなかったが、しないよりはマシだった。



 それから朝を待って神社へと向かう。

 一応礼拝をして、それから神社の人に見た事を話した。

「お祓いとか出来ませんか?」

 最後にそう尋ねた。



 幸い、その神社でもお祓いは出来るということだった。

 なので、そのままお祓いをお願いした。

 一通り儀式が終わると、男はようやく一息つくことが出来た。



「まあ、悪いもんじゃないでしょう」

 神主は気楽な調子でそう言った。

「もし害意があるなら、出会った瞬間に取り憑いてますから」

「はあ……」

 そういうもんかと思った。



「ただ、それがどこに向かったのかは気になりますが」

「何か問題が?」

「問題というか……」

 神主はここで少し考え込んだ。

「問題があるとすれば、悪縁が結ばれた者にでしょう」

「それはどういうものなんですか?」

「まあ、平たくいえばご神体に悪さをした者達。

 その当事者と関係者は無事ではすまないでしょうな」

 いたましそうな顔をして神主は言う。



「あそこでの事件は私も知ってます。

 だから気になってたんですよ。

 奉ってあるものを蔑ろにした者がどうなるのかを。

 まあ、当事者はその場で処罰されたみたいですが」

「それは、あの事件のことですか?」

「そうなりますな。

 ただ、山のものたちはそれだけで勘弁するつもりはないみたいですね。

 山から下りていったとなれば、かなり広範囲にわたって制裁が下るでしょう」

「制裁…………」

 その言葉に男は絶句した。



「おそらく、親類縁者も無事では済まないでしょう。

 よほど徳をつんで、身も心も清めてるならともかく」

「どうなるんですか?」

「それはなんとも。

 ただ、病気に怪我がつきまとい、破産や事故にみまわれるでしょう。

 それだけのことをしてしまったのだから」

「どうにか出来ないんですか?」

「どうにもなりませんな。

 相手は神ですよ。

 人がどうこうできる相手じゃない」

 ごもっともな話しだ。



「それに」

「それに?」

「そもそも、救う必要があるんですかね?」

 神主の言葉に、男は息をのんだ。



「救われる者ならば何もしなくても自然に救われます。

 ですが、どうしようもない者はどうにもなりません。

 やったことの報いをうけて、あるべき形におさまるしかないですよ」

 神主はそういって小さく何度も頷いていく。

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