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Eランクの僕とSランクの彼女  作者: たてみん
第4章:それぞれのルーツ
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40-5 みんなでブラッド宅へ

遅くなりました。

そして予想外に話が終わらなかった。

お婆ちゃん改め、エリーさんは最後に見たときから変わることなく元気だった。

髪を黒く染めてしまえば、その後姿は20代と間違われても不思議じゃない。

あ、でもちょっとだけしわが増えたかな。


「エリーさ「先生!」、え?」


僕の声に被せるように後ろからブラッドさんの声が聞こえてきた。

知り合い?って一瞬思ったけど、エリーさんがここの村に来てるんだから、知ってて当たり前か。

でもブラッドさんは僕の方の事情は知らないわけで。


「おい、ソージュ。

お前、先生と知り合いなのか?」


さっきまで戦ってたのも忘れて僕に詰め寄って来た。

それにしても先生ってなんだろう。


「えっと、僕のお父さんのお母さん。つまりお祖母ちゃんなんだ。こう見えて」

「先生の孫、か。なるほど。それなら確かに若い割に腕が立つ訳だ」

「逆に聞くけど、その先生っていうのは?」

「言葉のままだ。俺が小さいころから時々村に来ては、色んなことを教えてくれるからな」


なるほど。

お父さんも行商先の村で泊まるときに、村の子供たち相手に旅の話とか良くしてたし、エリーさんも同じように、というかそれ以上に色々と面倒を見て回ってるんだな。

そう思っていたところでエリーさんから声が掛かる。


「ほら。こんなところで立ち話もないでしょ。

ブラッド。ここから近いしあなたの家に行きましょう」

「えっ!?俺の家はちょっとまずい。って、待ってくれ先生!」


ブラッドさんの制止の声を無視してスタスタと歩いていくエリーさん。

僕達も慌てるブラッドさんに続いてエリーさんに付いていった。

そして僕達が見たものは。


「お帰りなさい、あなた(・・・)。先生もようこそおいでくださいました。

後ろのお2人は初めましてですよね。

妻のローリエと申します」


出迎えてくれたのは、なんとブラッドさんの奥さんだった。

えっ、ブラッドさんって結婚してたの!?しかも、


「ろっ……(ロリコン!?)」

「(そーくん。しーっ。ここでは当然の文化かもしれないし)」


ローリエさんは身長130センチくらい。

年齢1桁だって言われても違和感のない体型だ。

辛うじて立ち居振る舞いはしっかりしているけど。

僕達の視線を受けてブラッドさんが顔をそらした。


「……だから家には招きたくなかったんだよ。

あー、一応誤解が内容に言っとくが、彼女は小人族でちゃんと成人してるからな」

「そのあたりの説明もするから、ローリエちゃん。お茶を用意してもらって良いかしら」

「はい、すぐご用意しますね」


そうして僕達は居間のテーブルを囲んで座った。

そしてエリーさんが改めて話し始めた。心なし表情が真剣なものになっている。


「さて。まずは一番重要なことから話しましょうね。ソージュ君」

「は、はい」

「私はいつひ孫に会えるのかしら」

「ひまご?」


ひまごって、ひ孫?

それって僕と、リーンさんのってこと!?


「いやいやいや。どうしてそんな話になるの!?」


僕がびっくりして否定すると、エリーさんは心底意外そうな顔をした。


「あら?だってわざわざこんな所まで私に会いに来たんだもの。

結婚の報告か、子供が出来たかのどちらかだと思うじゃない。ねぇ」

「いや、俺に振らないでください」


流石のブラッドさんもエリーさんには及び腰みたいだ。

というか、ブラッドさんも色々あったんだろうか。


「うーん、最近の男の子は受身なのかしらね。

えっと、そちらのあなた。確か、リーンちゃんだったかしら」

「あ、はい。初めまして、お婆様。

って、私まだ名乗ってなかったような」

「あら。15年前に会ったの、覚えていないかしら。

まぁ当時はまだ小さかったから仕方がないかもしれないわね。

それと。一応ソージュ君のお婆ちゃんだから、もうすぐあなたからしてもお婆ちゃんなのだけど、私の事はエリーさんって呼んでね」

「は、はぁ」

「それにしてもソージュ君もやるわね。時間転移なんて高難度のスキルを発動させてまで、未来のお嫁さんをゲットするんですもの」

「あ、いや。あれはただの事故が原因で……」


まずい。このままだとエリーさんのペースに皆巻き込まれっぱなしだ。

どうにか話題を変えないと。

小人族は身長が大人になっても110~140センチの種族です。

体型はスリムな人が多いですが、お子様体型とは限りません。

胸のサイズもAA~Dくらいまで幅があります。

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