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Eランクの僕とSランクの彼女  作者: たてみん
第4章:それぞれのルーツ
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38-2 世界樹の森観光

ご無沙汰しております。

更新のペースが遅くなりすぎると、自分の文体が変化してそうで怖い。

出来れば最低でも週3は書けるようにならねば。

僕たちは揃って世界樹の泉へと来ていた。

そしてみんなをその場に待たせて泉の中へと足を踏み入れる。

あ、ちなみにこの泉に入ること自体は禁止されてたりはしない。流石に汚すと怒られるけど。

さて、お目当てのものはこの辺りにあったはず。


「そーくん、何を探してるの?」

「えっと、あ。あった。これです」


泉の中から取り出したのは1辺50センチの立方体の石。

表面には不思議な文様が出来ていて薄っすらと光を放っている。

それをリーンさんに投げ渡す。


「ちょっと重いから気を付けてくださいね」

「うん。って、ちょ。これ見た目よりもかなり重いね」

「はい。ひとり1つ持って森を回ろうと思うので、どんどん行きますよ」

「わわっ、ちょっとまって」


慌ててエルフの少年に石を渡して次の石を受け取るリーンさん。

これ1つで百キロあるんだけど、余裕で受け止めてる。やっぱりかなり腕を上げたんだね。

そうして全員にいきわたったところで自分の分を持ってみんなの所に戻る。

エルフの少年たちも特に問題なく持ってるみたいだけど、これは森の加護を受けてるお陰だな。


「リーンさんって、この森の観光ってまだしてないんですよね?」

「ええ。そーくんを助ける為の特訓でそれどころじゃなかったし。それとこの石が何か関係あるの?」

「はい。この石は方界石って呼ばれる石で、世界樹の森の要所に設置されて結界の役割を果たしてるんです。

石に内包されている魔力が時間と共に減っていくので、時々交換しないといけないんです。

まだ時期的にちょっと早いはずですけどリーンさんに森を紹介するついでに交換しようかなと」

「なるほどね」

「ついでにいい感じに重いのでトレーニングにもなりますしね。

という訳で、後ろの4人は森の加護を使うの禁止ね」

「うげっ」


僕の話を聞き入れた森が、4人への力の供給をカットしたらしく、途端に辛そうな顔になった。

エルフって総じて細身だから腕力はそんなに無いのかな。

見た目だけならリーンさんも十分細いんだけど、こっちは片手で余裕そうだ。


「?」

「あ、いえ。行きましょう。最初は森の聖域って呼ばれる場所です。

村の入口からもそれほど離れていないし、道もあるから走ればすぐです」

「ちょっ、走るってこれを持って!?」

「せめて少しくらい加護を使わてくれないと」

「泣き言は聞こえません」


僕を先頭に駆け足くらいの速度で移動を開始する。

流石に最初から全速力だと可哀想だからね。

そう思ってたら後ろから悲鳴が聞こえてきた。


「ほらほらっ。キリキリ走る!」

「ちょっ、姉御。氷弾は止めっ。いたっ」

「つめたっ。って背中凍ってる」

「ペースが落ちたら容赦なく行くわよ!」


なるほど。普段からこんな感じでしごいてるのかな。

と、言ってる間に到着っと。


「リーンさん。ここが聖域です」


指差した先には森の中にぽっかりと空いた広場があった。


「あ、聖域って言っても何かがある訳じゃないのね」

「ええ。空間そのものを指した呼び名ですから。

じゃあ、リーンさんの持っている方界石を、広場の奥に置いてあるものと交換して来て貰って良いですか?」

「うん」


返事をしておもむろに聖域に足を踏み入れるリーンさん。

全身が聖域に入った所で驚いてこっちを振り返った。


「そーくん。ここ凄いね。なんというか、空気が澄んでるっていうのかな。

世界樹の森の中でも少しはあった濁った魔力が完全に浄化されちゃってるみたい」

「だから聖域なんて呼ばれているのかもしれないですね」


リーンさんに続いて僕たちも聖域へと足を踏み入れる。

すると、僕の身体から黒い靄みたいなのが出ては空気中に霧散していく。


「体に染みついてた魔物の残滓とかが取れたみたいです。

あ、もしかしたらあの魔物もここに誘導したら浄化出来たかもしれないですね」


もし次があったら試してみよう。

次なんて無い方が良いんだけどね。


「さっ、次に行きましょう。あ、回収した石はまた泉に戻すのでそのまま持ってきてください」


そうして今度は森の中を駆け抜けていく。

そんな訳で、森を出る前に森の観光をしていきます。

いつでも特訓を混ぜるのはソージュの悪い癖ですね。

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