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世界戦略  作者: アベベ
6/12

部隊は映り

 アソコデ学園で学ぶこととなったショット。最初は皆から怖がられていた。だって、頭に矢が刺さっているんですから。

「や、やざり! ドッチボールしようぜ!」

 ある意味勇者な生徒【コンドウ】くん。

「なんだそれは?」

 そりゃ知らないだろう。

「ボールをぶつける遊びだ」

「ふーん、その、ボールは爆発とかするのか?」

 戦い以外知らないショット氏。

「しねーよ!」

「つまらん」


 キーンコーンカーンコーン! 学園モノの必須擬音! チャイムが鳴った! なんのチャイムだ?

「やったー! 給食だ!」

 と、誰かが叫んだ。教室は「アハハ」と名古屋か。和やか。

「あ! メシか!?」

 ショットも気づいた。いい匂いがしてくるのだからそれはもう期待しちゃうよね!


『いただきまぁす!』皆で声をあげる

「なんだコレ? めちゃくちゃうめぇ!!!」

 ショットに僥倖。しかし……。


「えー、次は……」

 実はもう給食は終わって、昼休みも終わって、午後の授業、午後ティー。ショットは……

「ぐーががが……」

 寝ていた。魔族はあまり満腹になるまで食べない。何故かというと、動物が冬眠に備えて大量に食い溜めするのと同じようなもので、魔族は満腹になると人間以上に眠くなる。


 そんなこんなで、一年が過ぎた。

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