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異世界で調合は最強です  作者: あいら


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4-9

「あ」


カキンと音を立てて、剣が折れるのを手で感じる。


手に残ったのは、5分の3ぐらいの長さになった剣だった。


「申し訳ございません」


剣の手合わせをしていたセフィロスが、

慌てて謝罪してくる。


「セフィロスのせいじゃないよ」


しかし・・・


と思う。


収納されている剣の中でも一番いい剣で、

しかも付与までされている。


それでも折れてしまうとは・・・


セフィロスの剣がいい剣だとは聞いていたが、

本当に別次元の物だと再認識する。


「次の剣、探さないとな」


「申し訳ありません」


いいと言ったのに、まだセフィロスは、

落ち込んでいるようだ。


これはセフィロスが気にしないようにする為にも、

いい剣を買わなくては。


「どこかいい武器屋はないかな?」


「ハルト様なら、有名な親方にオーダーされる方が

 いいと思います」


「そんな事ができるのか?」


「はい、剣の腕、クセなど特徴を理解し、

 重さなども本人にあった物にしてくれますので」


それは嬉しいな!


「いい親方に心当たりでも?」


「私の剣を作ってくれた、ヴェーガ親方なら、

 いい剣を作ってくれるかと」


セフィロスの剣を作った人!

それならばいい剣が約束されたようなものだ!


「ぜひ、お願いしたいな」


「しかし・・・」


「ん?」


「ドワーフの親方は大抵そうなのですが、

 気難しいというか、気に入った仕事しかしないのです。

 私の場合、事情を話すと、

 『分かった』と一言だけ言って作ってくれましたが、

 ハルト様の剣を作ってくれるかどうか・・・」


「それは面白いな」


「面白い?」


「無理なら無理、駄目なら駄目でいいよ、

 一度そのヴェーガ親方に会いに行ってみよう」


「分かりました、連絡を取ってみます」


そうして、俺とマチルダ、セフィロスは、

ヴェーガ親方に会いに行く事になった。

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