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2-3

さてと、と今度は自分の服を探す事にする、

先ほどの店に男性物もあったが、中世貴族のコスプレをする気は起らず、

周りの住民に溶け込める服装を探す


後は、防具や武器も、やはりあった方がいいだろう。


ただ、防具や武器は、どれがいいのか知識が乏しいので、

もう少し情報を集めてから、吟味して買いたいし、

とりあえずは普段着る物だな。


先ほどの露店街に向かい、服が所狭しと並べてある店に行く、

上着とズボンがセットになった服を、3つほどまとめて買っておく、

お金は銀貨だったので、やはり金貨は高額な硬貨なのだろう、

お金の単位もよく分かっていないので、この辺は早めに調べておきたい。


後はお金を稼ぐ方法か、

営業職は・・・・ここにはなさそうだな。


やっぱり異世界らしく冒険者とか?

モンスターを倒して稼ぐとかできるのだろうか。


とにかく、知らない事が多すぎる。

どこか教えてくれる所があればいいのだけれど・・・・


とりあえずは宿だな、先ほどセスティナの服を買った店主が、

一角獣がいるなら、馬屋できっちり面倒みてくれる宿を選ぶべきで、

『銀色の雫』と言う宿がいいと教えてもらった、


宿の場所は地図にも入れてあるので、パネルを確認しながら宿に向かう。


これも服を買った店に劣らず、レンガ造りの立派な宿で、

お金大丈夫かな?と不安になる。


何と言っても、以前は社宅住まい。

住居費はだいぶ抑えられていたが、これがホテル(宿)住まいが続くと思えば、

一気に財布が苦しくなるのは目に見えている。


とりあえず、今日だけはこの宿に泊まる事にして、

明日からは対策を考えよう・・・

最悪、テントとか買って、野宿できるよう考えておいた方がいいかもしれないな。


そんな事を考えながら、宿の扉を開ける。


すると、大量のろうそくが輝き、予想以上の高級宿だと感じされられる。


うん、まず値段聞こう。


カウンターに向かい、キツネの獣人らしき人に声をかける。


「一晩いくらですか?」


「一晩ですね、連れていらっしゃる一角獣もご一緒ですね?」


「はい」


その後、食事はどうかとか、お湯を使われるかとか(お風呂はなく、お湯で流すらしい)

細かい要望を伝えていく。


「白銀貨4枚です」


白銅貨である事にちょっとほっとして、アイテムボックスからお金を取り出す。


先払いらしく、お金を払って一安心。

とりあえず、今日の所は何とかなった。


早く、この世界の事を勉強しないとな・・・


そう思いながら、部屋に向かった。

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