『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年06月12日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2018年06月12日の二週間分の期間です。
前回の「『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年06月05日時点)【省エネ版】」で、連載状態変化の表に誤りがあり差し替えました。済みません。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から二週間が週間経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から、06月05日、更に06月12日と、WU数がどのように変化したのか見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
こうして並べてみると、緩やかな増加傾向にあると言えるのではないでしょうか。
全体件数が4000万超と巨大なせいで、僅かな差に見えますが、図にも書いた通り、2018年05月29日からWU数合計が160万も増えています。これはかなりの増加ですよね。嬉しいことです。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
やはり、停止中になる作品のほうが多い傾向に変わりはないようです。
数字の変化が大きいように感じますが、そもそも作品数が膨大なので、計測を続ければ自然増減の範囲かなとは思います。皆さん、お気に入りの作品が、連載を再開しているのを見たら、感想で気持ちを伝えたりしましょう。応援して作者の執筆意欲が増すなら安いものですよ、きっと。
さて、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
やはり、短編も多いですが、連載作品も多く、完結してる作品も相変わらず多いです。速筆なのですね。
閲覧数の増加と、投稿数の増加が連動しているのか、次の分析が楽しみなところです。
という訳で、今回は変化に焦点を当てた内容なので、短いですがここまで。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
Excelが遅かったのは、vlookup関数の使い方が間違っていたせいでした。対象シートをソートしておいて、第四引数をTRUEにするだけで劇的に速度が改善するんですねぇ……。勉強になりました。