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少年と少女1
......は...こう......か!
...で...たち...むこうへ....!
茶色い大地の先に見える小さな建物群を見ながら、少年は小高い大地の上に座っていた。
少年の風貌は、白い髪に黒い目をし、体型は一般的な高校生と同じくらいである。
「......」
少年はどこか遠くを見つめていた。その視線はどこに向いているのか分からないが、それでも遠くにある建物群を見つめているわけではないようだ。
「鏡...か...」
そのようなことを突然つぶやく、彼の後ろには大きな建物が一つあった。
大きさは大体5階建てのマンションほどで、窓は一つも付いてない、建物は円柱型で、壁の材質はコンクリートに近いものだ。
少年は座ったまま後ろを振り向いた、そしてその大きな円柱を睨みつけた。
「...オレは...どうして...」
そう小さく呟くと、小さく息を吐き再びもとの態勢に戻った。
短いですねぇ
後々加筆修正をちょっとずつやる予定