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Episode12 セナと聖女様

<前回あらすじ>

森に迷い込んだら敵いた!?マシロとアイ大ピンチ!?!?

アイがマシロを逃がすも...


-------


<天羽ましろ視点>

私が間違えて森に入っちゃったせいでアイが...

アイは頑張るって言ってたけど...

わたし、聖女のくせにいざとなった時になんにもできないじゃん..

なんでっ?漫画とかアニメだったら普通こういうとき覚醒するじゃん、

なんでわたしは覚醒しないのっ?

せめてっ早く行かないと...校舎までっ...


なんでこんなにつかないのっ...

なんで私は森なんかに入っちゃったの...

もう....むりかも...

そんなことを思って下を見たとき...


私たちの足跡を発見した。

二つの足跡が来たところの方向につながっている。

さらにそこの近くにアイがよくつけているシュシュも落ちている。


「これで..戻れるっ!」


私はアイのシュシュをポケットにしまって足跡を辿っていった。


見えたっ!校舎!

ようやくついたっ..

はやくたすけを呼ばなきゃっ

頼れる人...


「セナ!!!!!!助けて!!!!」


きっと...セナなら...たすけてくれる..はず..


そうして私の意識は途絶えた。


-------


<セナ視点>

レナが家を占領し、数時間が経った頃、


「セナ!!!!!!助けて!!!!」


という聞き慣れた声が聞こえた。

ましろが街のどこかで叫んでいるのかと思い、

なに私の名前出してるんだ...と思った。


「ましろって声大きすぎない?」

「え?聖女様?確かに声大きいけど急にどした?」

「え?だっていま叫んでたじゃん」

「え?」

「え?いまめっちゃ大きい声で叫んでたじゃん。」

「は?」

「ん?」

「もしかして私だけ聞こえてる!?!?!?」


えっ、なんでだ!?急に?怖すぎる...

テレパシーってこと?

てかなんでセナは私に助けを求めてるの?

なんで...?

考えているとふと前世の記憶が蘇った

昔異世界モノが大好きな友達に


『ここのシーンがマジでやばくて!!!いままでよわよわだった聖女ちゃんが急に覚醒すんの!!!ピンチの時に覚醒するのってマジで激アツ!!!』


─────これだ。

え、待って絶対これじゃん。ってことはましろピンチってこと!?

でも絶対面倒ごとだし...関わりたくない...

でも....どうしよ...


「セナー?急に黙り込んでどーしt」

「ちょっと人助け行ってくる!!!」

「え!?は!?どうしたマジで!?ついに頭おかしくなった!?唯一の取り柄の頭が!?」


深く考える前に体が動いていた。

後ろから聞こえた言葉は無視しとこう。うん。

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