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僕は無敵の結界術士 〜素敵なお足の女神様に頼まれたとあっては、転生するのもやぶさかではないです(ぺろぺろ)〜  作者: 龍々山 ロボとみ
第6章・帝国帝都から迷宮都市・Aランク冒険者ナナシのゲヘナダンジョン攻略編
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第六章の主な登場人物


 ◇◇◇


結界同盟のナナシ(冒険者・結界術士)


・本作の主人公。女神様への信仰心とお嬢様への忠誠心と足舐めの本能で動いている元日本人の転生者。現在十三歳ぐらい。


・帝国の迷宮都市で人智を超越した速度の迷宮探索を行い、人類史上初めてゲヘナダンジョンの六十階層及び七十階層のフロアボスを討伐した。帝国議会はこれを受けて「新たな冒険者ランクを創設してナナシをSランクとして認定してはどうか」と冒険者ギルド本部に打診するも、「そういう褒賞的な扱いでホイホイ新しいランクを作れるかボケ(意訳)」と断られたので、次策を検討中らしい。


・先天スキル「超・結界術(極)」は、信仰心に応じて出力上限が高まる結界術。ナナシはこれを、真力を取り込んだことによる無限に近い魔力量と、目の前に妄想を具現化できるほどの想像力と集中力で運用している。




 ◇◇◇


結界同盟のメラミ(冒険者・格闘家)


・袖なしヘソ出しホットパンツ姿の褐色娘。最近ナナシに見つめられると顔が火照るようになり、どうにも調子が狂うなぁ、と思っている。現在十五歳ぐらい。


・元々はスラム生まれの救護院(孤児院のようなもの)育ちだったが、生来気が強くケンカも強かったので冒険者になり、メキメキと頭角を現して辺境伯領都有数の冒険者になった。実は手元に入るお金の大半はスラムの救護院に送っていたのだが、少し前にナナシがスラムの顔役を一掃し救護院を建て直し大量の食糧支援をして政府の支援がきちんと届くように手配したため、一気にお金の使い途がなくなってしまっている。


・先天スキル「格闘遊戯術」は、タイマン(一対一)モードなら格ゲーの動きを、無双(一対多)モードなら無双ゲーの動きを自他ともに強制するスキル。スキル練度の高まりに応じて使える特殊攻撃の種類が増えるほか、他のスキルの効果を取り込んだり(結界術をガード状態に使ったり、柔投術をガー不の掴み技に使ったり)もする。




 ◇◇◇


結界同盟のキャベンシア(元傭兵の冒険者・魔剣士)


・元はサウンザード法国出身の流浪の傭兵だったが、ナナシの味にこのうえない悦びを感じ、ナナシに生涯仕えることを決め、結界同盟の一員となった。現在二十五歳ぐらい。


・生まれは法国の片隅の小さな農村だったが、流行病で親兄弟を失い、村自体も人口の三分の二が病死して生き残った者も離散したため、現在そこは廃村跡地として残っているのみである。


・通常なら先天スキルは十歳前後、早くても五歳ごろに取得するものなのだが、キャベンシアは二歳の半ばごろに取得しており、それもあってそこらへんの土や雑草や泥水からでも栄養補給できた(味は最悪だった)ことで流行病から生き延びた。


・その後似たような廃村跡地を転々としていたときに岩山の祠の奥で祀られていたグラ剣を見つけ魔剣士となり、一時は軍に籍を置いたりもしていたが、強すぎるのと変わり者として見られていることもあって、放逐された。


・先天スキル「暴飲暴食術」は、あらゆるものを摂食、消化し、魔力として吸収、貯蓄できるスキル。大量の魔力を喰うグラ剣を扱えるのも、このスキルにより魔力供給ができるから。なお、本当に美味しいと思えるものを食べたときはスキルの効果が強く作用し、何かしらの永続的なバフがかかる(グ◯メ細胞の適合食材みたいな話である)ことがあるらしい。




 ◇◇◇


フェアネス殿下(新人冒険者・殿下)


・ニューホライズン帝国の現皇帝の実娘。自由奔放に育てられたが、同時に皇帝一族としての振る舞いも強く求められているため、最近は色々思うところがあるらしい。現在十七歳。


・このたびナナシの勧めもあって冒険者としてデビューすることにした。もちろん皇帝陛下(おとうさま)には内緒(知られないとは言ってない)である。護衛とメイドには死ぬほど反対されたが、現状他の手立てに有効性がないため、最後は殿下が涙ながら(嘘泣き)に訴えてゴリ押しし、一緒に活動するという条件で同意を得た。


・実は、ナナシに一番近い感性をしているのだが、今まではあまり意思の疎通ができていなかったのでそのあたりが明らかになっていなかった。色々あって吹っ切れた殿下は、結界術を持っておらず足舐めが好きではないだけのナナシに近しい。


・先天スキル「真名看破術」は、対象の名前及び簡易的な情報が理解るスキル。情報量が少ないため消費魔力量が極めて少なく、対象に抵抗されても名前だけは確実に判明する(鑑定術などは、相手との実力差があったり、相手の同意がなかったりすると、使っても読み込みに失敗したりする)。




 ◇◇◇


天秤会のシィソウ(冒険者・魔拳闘士)


・ニューホライズン帝国の北西部を管轄するニューバランス公爵家の次期当主。実はすでに三人の嫁と七人の子どもがいて、自身に何かあっても第一婦人との間の長男(現在十六歳)がそのまま次の次期当主になる手筈になっている。現在三十六歳。


・百人以上の血の繋がらない弟妹たちがいる。大半は公爵家の領内やその寄子の家の領内で活動しているが、二十人ほどは迷宮都市で冒険者をしており、ゲヘナダンジョン内で魔石や各種ドロップ品の収集を行っている。お兄ちゃんになる基準は、「俺の魂が囁くんだ……! 俺はコイツのお兄ちゃんだと!」とのこと。


・現在天秤会として活動しているのはシィソウを含め四人だが、これはある程度育ったところで別のパーティーとして登録し直させているからである。カイカ、シュラ、ニニノは比較的若いメンバーで、実力的にはこの三人で三十階層代前半を無理なく攻略できる程度。シィソウに「……これも勉強だ」と言われて結界同盟に同行しているが、正直なところレベルが高すぎて全然参考にならない(というか三人とも、六十階層以降とか危なすぎて、シィソウがいなかったら絶対についていきたくない、と思っている)。


・先天スキル「燐光水竜操術」は、各種エフェクト(キラキラした光)とそれに伴う特殊効果を付与した水を、自由自在に操るスキルである。魔力量も豊富なので一瞬にして大量の水を生成して質量で圧倒したり、超高水圧のビームで撃ち抜いたり、凍らせたり沸騰させたり色々できる。最適な温度で沸かして美味しいお茶を淹れることもでき、天秤会出身の冒険者たちの間では有名である。


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