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神話蓮転伝~Gods times ended of human.  作者: みのむしslime
乾域濃霧のシルクロード
10/17

旧地獄街道を行く

FIFAばかりやってたので短時間で仕上げました

録音を聞いて2つの考えが頭をよぎる。

もう入ってはいけないところに入ってね?と、なんで窓から人が帰ってきたり走行中にドアを開けて飛び降りたのになんで窓もドアも閉まっているのか。

前者は考えなくとも至極当然の考えで、後者は1度この車を誰かが何かした。と考える。当然未曾有の危機は避けなければいけないが砂漠の過酷の環境がそれを全員の体に、本能に拒ませていた。

結局何も起きずに砂漠を走破した。匂わせがあったが関係なかったらしい。カスピ海を渡るために船に乗ろうとして港に着く。そこに常駐するH2のスタッフに車を渡し、事情を話す。そこでようやくなぜ自分たちが撃ち落とされたのかを知った。事情を聞いたスタッフは真っ青な顔をしていたが恐らくそれは録音のことだろう。知らんけど。

船でカスピ海を渡り、陸路を走破し鉄道に乗るところまで来た。明後日までにはドイツの指定の場所に着くだろう。

多分指定の期限内……だよね?

まぁ巻き込まれ墜落したので大目に見て欲しい。

そう思いながら鉄道では揺れや騒音など全く気にもせずに寝てしまった。

___________________________

ふと意識が戻ってきて目が覚めそうになる。

起きたくないので必死に睡魔を呼び戻す。しかし睡魔を呼び戻そうとする度思考が働きさらに目が覚める。

目を開けたら負けな気がする。

でもどう足掻いても睡魔は戻ってきてくれないので仕方なくコンタクトモニターを起動する。

どうやらあと4時間もすればドイツ首都のベルリンだ。

その時突然首が絞められる。

いきなりのことでモニターを切らずに抵抗する。

目を開いて犯人を確認するとカイリだった。アシータとアペクスリードは残りのメンバーに首を絞められている。必死に抵抗するが力負けする。

(やばい……意識が飛ぶ……)

意識を失いそうになった時、無意識に拳銃を握っていた。そしてカイリとアステロイドとジョンの頭を吹き飛ばす。自分でもよくわかっていなかった。気が付いたら拳銃を握って撃っていた。咳き込みながら状況を確認する。外から爆音がする。

その爆音とともに頭が痛くなるような不快な音が常に聞こえてくる。そのためノイズキャンセリングを

付け、環境音を取り除く。勿論声や足音などはよく聞こえる。アシータとアペクスリードはカヒューカヒューと細い息をしていたが全く動こうとしない。咄嗟にアサルトライフルといくつかのマガジンを持って部屋を出る。このような時大体運転室へ向かえば何かがある。そう思って運転室へ向かう。

2つほど車両移動すると声が聞こえてきた。聞き覚えがある。

そして銃声。

物陰(ロッカー)に隠れて音をよく聴く。この声は……たしかフィフスのアンダンテか。ルナは死に、ラスターは行方不明だからこの声はまずアンダンテしかほぼありえない。フィフスはH2でもトップクラスの強さのはず。避けて進みたい。

しかし後ろからまたしても聞き覚えのある声が聞こえてた。

「アンダンテ!!侵入者が一人足りない。3人死んで2人はもう少しだ。」

この声は!?まさかラスターか!?侵入者というのはどういうことか。ラスターとアンダンテは最後揉み合いになったはず。つまりラスターも洗脳された。もしくは2人とも今は無事で任務をこなしているのか。でも3人死亡で1人足りない。状況的には自分達だ。つまりラスターも洗脳された。ということだろう。次は隠れているロッカーの真ん前から突然女性の声が聞こえる。今度は聞き覚えがない。

「コードアリス!リン!侵入者は始末しなさい。私達の神域に無断でしかも穢れから生まれ、穢れを燃料に。穢れを大量に排出するような侮辱的な乗り物で踏み入るだなんて。リン!あんたのせいよ!あんたに時間がかかったから侵入者をその場で直ぐに排除出来なかったの!」

「すいません。マーガトロイド様。逃げた1人がどこにいるか分からない以上、貴方様はワームへ。」

「いい?ドイツに入るまでには仕留めて全て元通りに片付けるのよ。でなければ面倒なことになるわ。」

「マーガトロイド様。」

「どうしたの?アリス」

「恐らくカスピ海で奴らは車を処分。いや置いてきたはずです。その車も我らの手で早急に処分するべきだと思います。」

「あら。アリスって意外と頭が回るのね。まぁいいわ早く片付けて、あなたの言う通りカスピ海の港へ向かうわよ。

あと30分で片付けなさい。」

女を撃とうか。しかし頭に当たらなければいけないだろう。外が見えない以上当たることはありえない。

でもある程度確信した。この爆音はあの音声にも入っていたもの。砂漠の主は目の前にいるであろう女なのだ。

「ん?あら。終わったみたいね。まだ休んでいても良かったのよ?フラフラしているじゃない。」

「い、いえ大丈夫です。」完全にアシータの声だ。いつの間に洗脳されていたんだ!一体何時……

「そうなの。あなた達名前は?」

「わ、私がアシータ。アシータ・ノルンです。こいつがアペクスリード・ククルスです。」

「んー、じゃあ、アシータ。あなたは今からミカを名乗りなさい。もう1人は……そうね。コクーン。あなたには成長を。さらなる進化を感じるわ。私の為に頑張って羽化して羽ばたいてちょうだい。」

「私は……マーガトロイド・ズン・ルビニアン。魂に刻め。お前らはドイツに着くまでに全て片付けておけ。私たちはこれからカスピ海へ向かう。そしてもう1人を絶対に殺せ。そしたら……に来い。」

「鳴呼。あともう少しだ。もう少しで転生した神を殺すことが出来る………楽しみで仕方がない。」

まぁ咄嗟に撃ったのは特異体質のせいらしいです

知らんけど


ウマ娘3期良すぎました

劇場版死んでも行きます

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