青の文末
地下何百メートルにも及ぶ巨大収容施設、第17番地塔。永い時を経て地塔に住む人類はその数を大きく減らし、最下層に唯一残った町ボトムで黄昏の日々を過ごしていた。
ボトムに住むライチとキャスは育て親のモルとの死別の後、モルが生前見ることを夢見ていた「空」を見に行こうと思いつく。死の病によって既に半数の人間が死に絶え絶望に沈むボトムの街を後にし、二人は最後の旅を始める。
ボトムに住むライチとキャスは育て親のモルとの死別の後、モルが生前見ることを夢見ていた「空」を見に行こうと思いつく。死の病によって既に半数の人間が死に絶え絶望に沈むボトムの街を後にし、二人は最後の旅を始める。
基底層 沈黙の白丘
2020/03/31 01:03
(改)