雨が降っていたあの日
初めて小説を書かしてもらいました
なので間違いなどがありますがよろしくお願いします
その日は、部活も大会が近いということもあって遅くなり、そして雨も土砂降りだった。
「ヤバイ、傘を持ってくるの忘れた」
そう、この俺、園田九十九は傘を忘れてきたのであった。
渋々、雨に濡れて歩き始めた時だった
「やっぱり、つっくん、傘を忘れたの?」
と声を掛けてきたのは幼馴染である葉月梨子であった。
「なんだよ、傘を忘れてきた俺を笑いに来たのか?」
「そんなことないよ?ただね、つっくんのことだから忘れてきてるんだろうなと思ってさ、だからね?」
俺に傘を差し出してきて
「一緒に入って帰ろうよ?」
相合傘なんかしてるとこなんかアイツらに見られたら、茶化されてしまうと思った俺から出た言葉は拒否の言葉だった
「なんで?小学生の時は、よくやってたじゃない?」
と小学校の頃の思い出を言ってきた
「小学生の頃とは違うんだよ!!!だいたい俺は、お節介焼きなそういうところのオマエが迷惑で嫌いなんだよ!!!」
口から出たのは拒絶の言葉だった。
「……ごめんね」
彼女は震える声で言った。だけれども彼女の目からは、涙が見えなかったそして彼女は走り出して行った
俺は立ちすくんでいた
「………」
あの言葉は嘘だったそう俺はあいつのことが好きだ
それから俺は重い足で家に帰った
(なんで、あんなことを言ってしまったんだ)
俺は自責の念にかられていた
翌日になり俺は学校に行った
しかし、アイツは来なかった
次の日もその次の日も
アイツが来なくなって一週間が経とうとしていた
俺はアイツの家に行くことを決心した
放課後、アイツの家に行き話をしてそしてある約束を交わした
今日は梨子が来る日だ
「……昨日ぶりだね、つっくん」
「あぁ、梨子もな」
次は俺が約束を果たす時だ
次の日は試合だった
応援が入り混じっていたがその中に梨子の声も混じっていた
それはとてもとても大事なものだ……
「ねえ、明日、絶対に学校にね行くからねだからね、絶対に優勝してよね」
という彼女に俺は「絶対に優勝してやるからその時は俺と……」という約束を交わしていた
そして、気付いたら決勝戦が終わっていた。俺は梨子のことを抱きしめていた
次にもし書く機会があるのであればシリアス(多分)になる予定です