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忘れたいキオク*
下品な話です。見るまえにそのことを了承し、お進みくださいませ。
キラキラ、眩しい。
女の子だって同じ人間、でしょ?
なのに。
どうしてだ。この差は。 同じ種別の同じ生物であるのに。
私だけ なんでこんなに汚らわしいんだ。疑ってしまうほどに。
「きっと、アレだよ。 皆だって実際汚いんだよ。 ただ私だけ装うのが苦手だったりとかさ、きっとそんな感じだからだよ。」
自問自答ぎみに茫然自失のような顔をして、やりかしてしまった私はただただ呟いていんだ。
全てを嘆いて。
窓に写る青い空を見上げながら。