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闇の花  作者: あずきのこ
11/11

魔法使いたい・・・

学校始まってなかなか更新できないです


ごめんなさい!


なるべく頑張るゼ★

さっそくですが問題です!

僕はいまどこにいるでしょう?

ちっちっちっち・・・・そう!僕たちがすむお家の前です!


乗り心地最悪の地獄のような馬車に乗ること3時間・・・えぇ死ぬかと思いました・・・しかし!やっと着いたのです!

ちなみにお家の第一印象は・・・・ここはどこのお化け屋敷だぁー!

周りの家は持ち主が慌てて引っ越したからか・・・人間たちが荒らしたからか窓は割れてるし扉も外れている

そんな周りの家に比べたらマシだけど・・・これは・・・


「・・・これはひどいですね」


レオンも同じことを思ったのかしかめっ面をした

綺麗なお顔が台無しですよー


「・・・ここ・・・?」


違うといって欲しくてお化け屋敷を指差してここが僕たちが住む家なのかレオンに訪ねる


「・・・残念ですが・・・確かにここです・・・」


がびーーーーーーーーーーーーーん


僕の顔を見ていたらそんな効果音が聞こえていただろう

レオンも僕の顔を見てギョッとしてる


そんな・・・こんな埃まみれのなかで生活するなんて・・・嫌だ!!

・・・最近体なまってたしたまには動かさなきゃ駄目だよね・・・

うん!


「諦めるのはまだ早い!住めば都!都は自分の力でつくりだす!レオンも手伝ってね!働かざるもの食うべからずだから!」


「え?あぁ、え?」


レオンは僕がさっきまでショックをうけていたのに突然張り切りだしたから理解してないみたいだった

そんなレオンを置いといて掃除道具を探すが当然そんなものはここには無い


「サキ様・・・もしかして素手で掃除しようとしてますか?」


僕が素手で埃を集めだしたのをみてやっと理解し始めたレオンが声をかける


「うん、そだよー!ほらレオンも手伝って!」


掃除機とか箒とかがないんだから素手でやるしかないじゃん!

はい、というようにレオンの手に埃を乗せるとなぜかレオンは感激していた


「・・・どしたの?」


「さすがです!魔法でやればあっという間なのにわざわざ自らの手を汚してやるだなんて!なんて家庭的な女性なんだ!」


・・・その手があったか・・・

てゆか違うんだけど・・・埃普通にわしづかみできるがさつな女なんだけど・・・

でもその手があるんだから綺麗なレオンに埃拾いなんてさせられないよな

だけどレオンは何に影響されたのかがんばるぞーっとやる気満々・・・


どうしましょ


「ねぇ、レオン。やっぱり魔「お任せください!サキ様にまけないぐらいこのお化け屋敷を綺麗にしてみせます!」


「・・・う、うん!がんばろー!」


もう無理!こんなキラキラした目で見られたら今更魔法でやってなんていえないじゃん!



■■■■■



「ふぃー、腰イッターイ」


「お疲れ様ですサキ様。お茶を入れました」


ありがと、といってお茶を受け取る。あんた将来いい嫁になるよ、嫁じゃなくて婿か


「それでは私はお食事の準備をしてきますね、少々お待ちください」


ふむ、なにをしよう。


僕とレオンの頑張りのかいあってかお家はお化け屋敷から新築のようにピッカピカになっていた

そして掃除をしながらお家の中も見て回ったのでやることはこれといってない


ちりん


そのとき後ろから鈴の音とやわらかい香りがしたのでふりむくとそこはよく夢に出てくるお花畑だった


「あれ?ここって・・・」


ちりん


また同じ音が聞こえたのでそちらをふっとみるとそこには7歳ぐらいの幼い少女が立っていた

真ん丸でパッチリした黒目がちの大きな目、ちょこんとのった鼻、ぷっくりした唇、眉毛のあたりで綺麗にそろえられた前髪、腰まである長い黒髪

お人形さんのようなかわいらしい少女と目があうと彼女はニコッとわらった


瞬間僕にむけられる僅かだがそれだけで圧倒的な力を感じることができる殺気


この子・・・強い!


離れているのに僕の全身の肌がぴりぴりして痛い

彼女は僕の表情が変わったのをみてニヤリとその顔には似合わない表情をするとかわいらしい唇を動かした


「お主さすがじゃな。殺しはせん、安心しろ」


途端さっきまでの殺気が消えた

そして自分が無意識に息を止めていたことに気づく


もう殺気をむけられてないのにまだ鳥肌がたっている・・・


ぶるり


あのまま見続けられたらどうなっていたかと思うと寒気がした


「・・・あなたは誰ですか?」


「すぐに気持ちを切り替えることが出来るとは・・・さすが黒輝の妹じゃな・・・」





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