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第二章 白鷺 ♯01

スクランブルを終え、身も心も疲弊したゼロ基地の一同は静かな休息に入った。

今日はいつもより気温が若干下がった為もあり、ベッドで安らかな寝息を立てているものや景色を見ながらゆっくり水を飲む者。

静かに談笑する者や作戦が成功した時だけ配給される菓子などを口にする者など、皆、今日勝ち取った”生”を実感している。

そんな中・・・・。

「―――それでも私は賛同いたしかねます!大体、政府がこれを後押ししたなどとは到底理解できないのです!」

管制塔の通信室で小紫はホログラムモニターに映る、年季の入った体格の良い男性に深夜にも関わらず覇気のある声を上げた。

今、彼女の目の前にいる男性の名は鷹取たかとり 鋭一えいいち

かつて小紫が国家公務員になって監査局に入ってからの先生であり、小紫や榊原の直属の上司でもある。

今は白鷺シェルターにおいての戦略統括官という立場で国で言うところの閣僚に近い立場にある。

かつて小紫は先生に”戦う者の覚悟と責任”を叩きこまれたが今回の件がショックでならない様子だった。

「私は、先生がこんなこと・・・信じたくはありません」

”その点については、返す言葉もない、謝罪するよ。本当に申し訳なかった、済まない。”

しかし、ホログラムに移る鷹取の顔は明らかに謝罪という表情ではなく、むしろその眼光はより鋭さが増しているようでもあった。

”ただ、これだけは君に誠心誠意をもって伝えたい。

それは決して恣意的に隠していたわけでもなく、ましてや悪意を持っていたわけでもない”

「それはどういう意味です?!」

小紫は噛みつく。

”小紫、感情的になるな。あれほど教えたはず、冷静に、冷静にだ”

鷹取は姿が反射するモニターで小紫とやり取りしているのか、少々曲がったネクタイを正しながら言う。

「っ!!!・・・・はい、申し訳ありません」

”構わんよ、まあ熱くなるのは当然だ。このゼロ基地については改めて海堂から説明を受けたね?”

「はい、全て教えて頂きました。このゼロ基地は、基本、国により秘匿扱いであると」

小紫は息を整え、ゆっくり前を見据えた。

”その通り、白鷺シェルターでもこのゼロ基地の実態を知るものは僅かだ。つまり、資料上では決して公にすることはできないしおいそれと

口外することも出来ない。それがたとえ、部下である君であってもだ”

それを聞いて小紫はかつての先生に対する尊厳が音を立てて崩れていく気分だった。

(かつてはこんなことを言う様な人柄ではなかった、やはり国の重役に着くと人は変わるものなのかしら・・・)

かつての恩師が立案した、にわかには信じがたいシステム。


戦闘資源階層化構造、通称”白鷺式構造”

この前線基地・第零区(ゼロ基地)でテスト的に採用されている構造改革である。

それはこの基地にいる人間、そして国の一部の人間にしか知らない聞こえが良くも恐ろしい構造である。


戦場は当然の如く死亡率が極限に高い。

これをある程度年季の入った技術力があり力がある大人達に担わせ年齢の低い子供達を保護すると、当然基地やシェルターを維持する労力・労働力は瞬く間に低下し、維持するのは困難になりやがて破綻してしまう。

ただでさえ基地やシェルターの維持は苛酷な環境下の中、

長時間の重・肉体労働が中心だ、技術やノウハウも当然必要とされることが多い。

それをまだ未熟な未成年に委ねるのは無謀すぎるのである。

かつて日本の戦争では士気の為、馬鹿げたような訓練こそされるものの少年兵の実戦投入など現実としてはあり得なかった。

しかし、時は流れテクノロジーは進化した。AIである。

幼くも、知識に関しては代替えが効くのだ。

その為、操作に力が必要とされない兵器、その運用知識の代替えをAIが担う。

子供たちが戦場に行く。それを大人たちがバックアップする。

戦争、争いが長期化し、常態化した現在において・・・少なくとも十年足らずで”補充できる資源”扱いであった。

人間に限った話ではない。

所謂”生命資源”と言うもの全てを年齢という階層で分け、重要度を決めようというのがこの構造システムである。

故にカゲロウなどという戦闘機が出来たのは至極当然の事だったのだ。

むしろ氷山の一角であり、日本のあちこちのシェルターでは似たような兵器を幾つも開発中だという。

理にはかなっている。聞こえも良い。ただ一つ・・・倫理崩壊という点を除いては。

更に恐ろしいのは人材募集である。

”国家奉仕ユースプログラム(国民育成特別教育課程)”という名のもとの公募であり、「国民の義務教育の一環として、一定期間の奉仕活動を行う。そして未来を担う人間としての特別教育を受ける」制度だ。

噂が噂を呼び、一度差し出せばほぼ戻ってこないことは確定であるが、

両親は承知の上で子供を喜んで差し出す。もちろん多額の特別手当や、地域優遇、医療支援の恩恵と共に。

大半は地上で労働地獄を強いられる人間ばかりだが、中には白鷺から差し出される子供もいるという。

こんな鬼畜のような構造を、鷹取は涙一つ流さず国に提唱したと海堂司令官は言っていた。


「ならどうして、私にここの監査などを担当させたのでしょうか、ただ黙って泣きながら殺されに行く少年少女を見送ってくれとでも?!」

”そうではない、いいか監査官というのは只不正や誤りを露出させるのだけが仕事ではない。問題を浮き彫りにし、改善策を見出すのも監査官としての重要な仕事だ”

そう言いながら、鷹取は何やらキーボードに打ち込み始めた。

「ならせめて陳情を・・・最新のカゲロウ!そう、武器はどうです!?兵器の類を、より強力であの子達が死なないよう―――」

”便宜は図っているよ、現に君を送った時に乗ったオスプレイにも補給品を積んでいるはずだ”

その時、小紫は先の戦闘での綾瀬と境のやり取りを思い出す。

「そ、そうだ先生!ここの整備長、境と言うものは白鷺からの兵器、物品を出撃する子供らに売っているんですよ!?

これは明らかな違法行為及び犯罪行為です!今すぐ治安局に連絡して逮捕状を!」

”兵器を売る?物品を?・・・あまり考えられない行為だ。

そもそも国の認可を受けない者が金を得たからと言って白鷺や民間運営のシェルターに行っても

基本入場、居住するには幾度となく審査や申請が必要だ。そもそも白鷺ではその境が受け取ったペイは使えないはず”

「使えない・・・とは?金には変わらないのでは?」

小紫は自身の白鷺での生活を思い出していた。ペイカードの存在は知っているものの小さい頃からスマートデバイスを

リーダーにかざすだけで金などあくまで数字だけの問題だと思っていた。

”白鷺ではペイカードは全て個人レベルで管理されている。

譲渡一つにしても本人と生体認証で紐づけされているのだから少額であろうともでこちら(国)へ申請しなければ

カード自身を譲渡しても使用することはできないのだが・・・まあその件はこちらでも調査を入れよう。小紫監査官、早速のお手柄だな”

「お手柄って・・・」

”いや、君に頼んだのはゼロ基地のこういう所を浮き彫りにしてほしいという思いもあるのだよ。この調子で引き続き調査をよろしく頼むよ”

鷹取は打ち込み終わったのか最後にエンターキーを押すような動作をして小紫にあるデータを転送する。

「・・・・・・・・・・これは?」

”先程海堂司令官から要請を受けてね。例のホープ、誰だったか・・・ああ、そう、柊、柊ひよりのより詳しいパーソナルデータが欲しいってね。君も目を通しておくといい”

小紫は送られたデータを見て目を丸くした。

「パーソナルデータとはどういうことです?地上の人間にパーソナルデータは―――」

鷹取は少々めんどくさそうに小紫の話を遮りながら言う。

”この子は珍しい、白鷺から送られた人間だよ。両親はよっぽど金に困ってたんだろう。まあ、白鷺シェルターで生活するのも大変だ。

毎月恐ろしい額の税金に加え、生活費、食糧費に・・・まあこれからもっと増えるだろうな”

「白鷺から来たなんて・・・」

小紫はデータの写真に写る笑顔の柊を見ていたたまれない気持ちになった。

同じ白鷺出身であるにもかかわらず、その待遇は天と地である。

”では明日もよろしく頼むよ。後、出来ればもう少し早い時間に報告をくれると助かるのだがね。

でもまあ、毎日報告しろと言ったのは私だ。

あんまり遅くなるようなら後日落ち着いたときにまとめてでも構わんさ。では”

「あ、お待ちくださいっ、話は―――」

小紫の問いかけもむなしく通信は切れ、モニターの映像は切れ部屋は一気に薄暗くなる。


「柊ひより・・・明日会えるかしら」


翌日。

「・・・・・・・・うううー、何事?」

小紫は自室のベッドで耳障りな騒音に耐え兼ね目を覚ます。

前日に高温に晒されていたためか頭痛が酷い。

「そうか、昨日報告終わって速攻で寝たんだっけ・・・」

前日、エアコンジャケットを着ていたが高温にさらされた身は疲れ果てており、小紫は報告が終わったと同時に戻るや否や

自室に戻ってベッドに倒れ込み、泥の様に眠り込んでいたのである。

地下の格納庫近くに与えられた自室はこの基地では数少ない低い気温が保たれているため快適だった。

だが、その快適さは深夜だけに限った話であり早朝ともなると格納庫は修羅場となるため騒音のオンパレードだった。

(そうだ、朝食食べなきゃ)

小紫は自室に響く金属音に苛立ちを覚えながら身支度を整え、部屋を出て基地の上部へと向かう。

エレベーターを待っている間横から見える格納庫を呆然と眺める。

早朝5時半頃ににもかかわらず、既に男達は汗と油にまみれて昨日出撃したカゲロウの修復に奮闘していた。

海堂司令官によれば、朝早くでなければ気温が昼に近づくにつれ上がれば上がるほど仕事どころではなくなるらしい。

熱中症で死んだ人間もめずらしくないらしい。

(皆、やせ細ってやつれている、顔色も悪い・・・あの時、司令官の言ったのは間違いではないのね。早く何とかしなくては)

ふと、戦闘機の腹から出てきた境と目が合う。

ニヤリとして、スパナを振る。挨拶でもしているつもりだろうか。

小紫は先日の一件もあり反応に困って到着したエレベーターにそそくさと乗り込んだ。


ゼロ基地・本舎地下二階―――。

地上は当然の如く高温に晒されているため、生活基盤となっているのは主に基地の地下になる。

地上にもある程度施設はあるが普段必要とされるものでもなく、そもそも地上施設の大半は放置され、

必要最低限の修繕しか施されていないためだ。

小紫は食堂に入る。中はまるで研修施設の食堂の様にだだっ広い所だった。

見渡せば隅の方に数名の先客がいる。

「小紫監査官、こっち、こちらですよ」

いち早く姿を見つけ、声をかけてきたのは三宅と呼ばれる小柄な青少年。

隣には隊長の神谷や数名の男女が混じっている。

みな既に朝食を終えて雑談しているようだった。

(たしか彼もパイロットだったわね・・・いいタイミングだわ、色々聞いてみるのもいいかも)

「みんな、昨日はお疲れ様。すごいわね、みんなパイロットだったなんて」

「いやぁーいきなりそんな照れるっスよ!こんな美しいおねえさんに褒めてもらえるなんて・・・

ひょっとして、なんか良いご褒美なんかあったりなんかしたりなんかしますぅ?」

「こら、三宅!失礼だぞ・・・大変失礼しました小紫監査官」

神谷は三宅を軽くたたいて起立し、深々とお辞儀をした。

「いいんです、神谷隊長。皆、元気があるのは良いことだわ・・・そうだ、朝食がてらに色々お話お伺いしてもいいかしら?」

小紫はそう言いながら隊長の横のスツールへと腰かけた。

「もちろんオールオッケー!小紫様ならプライベートからあっちの方まで・・・あ、そうだ、俺朝食お持ちしますね!

おいホープ!一緒に来てくれ、ついでに食糧の頼み方教えっから」

三宅は隣に座っていた元気のない少年を連れて奥へと消えて行った。

「・・・・・・あの子、もしかして出撃前にすごく泣きわめいていた子?!よかった・・・生きていたんだ」

小紫は胸をなでおろす、実は先日のスクランブル以降は色々と修羅場に追われ、気がとても回る余裕がなかったのである。

「はい・・・初陣にしては上々です。この基地に来て最も大事なのは生き残る事、ただそれだけでいいんです」

「確かにね。すごく立派な考えをお持ちね、隊長」

遠い目をしながら呟く神谷に小紫は少し悪戯気味に顔を覗き込みながら言った。

「えっ、いやそんな。これは実は三宅の受け売りなんですよ」

「三宅君の・・・意外だわ」

てっきり神谷の考えだと思っていたが意外にも出た名前はお調子気味の三宅であった。

「実はアイツ、俺よりここ半年ぐらい長いんですよ。俺がここに来た時、アイツが教えてくれて。

ここって実力主義的なとこあるでしょ、海堂さん見てたらわかると思いますけど撃墜に応じていくらでも格上げしたり優遇したりする。

俺が隊長なのもただ成績がいいだけの話なんです。実際は一人で生き残れるわけないんですけどね」

神谷が言うにはゼロ基地は能力主義であるらしい。

通りであの柊というホープの子もいきなり腕利き扱いなのも頷ける。

いかにもあの海堂の考えそうなことだ。

隊長に何を質問しようかと考えていた時、三宅が少年と一緒に昼食を持ってやってきた。

小紫の机の前にトレーが置かれる。

カロリー補給の為の乾パン、たんぱく質や鉄分を補うためのゼリー、ビタミン剤が数個、水の入ったペットボトル(280ミリリットル)が

一本。資料で見た通りの見本のようなディストピア飯である。

「それと、ほら渡せよ」

三宅に促され、少年が恐る恐る両手に持っていた缶詰めを手渡す。

「はい、どうぞ監査官」「これは?」

「なんか、配給員の人が小紫さんの名前出したら絶対渡せって」

受け取ると缶詰めをマジマジ見て、ラベルを読む。

”フルーツ盛り合わせ200g”

小紫はハッとして、周りを見ると全員小紫と目が合って苦笑いをした。

「いいんですよ、遠慮しないでください。俺らもう食べたんで!なぁ三宅」

「も、もちろん(じゅるり)ですよぉ!何なら俺が食べさせましょうか?ほらースプーン持ってあーんて」

三宅のお惚け具合に一同が笑う。

「いいのよ、これは持って帰って夜食の時にでもいただくわ。ありがとう」

きっと彼らは食べていない、これは小紫が白鷺から来た客人ゆえの待遇だろう。

ここであなた達に渡すと言ってしまえばたちまち不協和音になってしまう。

早く引いてそれよりも話題を切り替えた方が得策だろうと小紫は考えた。

「それよりもインタビューをさせて。もちろん、かっこいい台詞を連発する三宅君にもね」

「え、俺?!マジっすか!あ、神谷ぁ~なんか余計な事言ったんじゃねーの?!」

三宅は嫌な予感がよぎり隊長に詰め寄る。

「何も言ってない!それよりもインタビューに答えろよベースの兄貴」

「ええ、ええ、答えますとも。こんなきれいな人のインタビューなんて人生始まって以来だぜ」

昨日の緊張感から解放されてる為もあってか、いつのまにか比較的会話が弾むようになっていた。


それからしばらくの間食事にも手を付けず、時間の許す限り彼らのインタビューをした。

大半は昨日鷹取に渡された資料通りであったが中には驚くような事実もあった。

まず、この子供達の出所は地上で苦難を強いられながら暮らす者たちだけでなく、意外にも白鷺から来た人間も多かったことだ。

三宅や昨日泣きじゃくっていた少年も白鷺出だという。

皆、両親に差し出されたのであろうか・・・。

その他にも人事に関しては相違が多数存在しており、報告に盛り込まなければと小紫は痛感していた。

そして、もう一つ明らかになったのは変に不透明な部分である。

「・・・転属?」

「ああ、それも女ばっかりでさ。まあ、一年に一人か二人いるか居ないかってな話だけどどっか行っちゃうんだよ」

「神谷さ、それってやっぱり腕がいいから他の基地に引き抜かれたとかそんなんじゃね?」

三宅は被っている帽子を回しながら呟く。

「馬鹿言うなよ。それを言うならこの間出て行った子、とても生き残ってんのが不思議なぐらいの万年ホープだぜ。

この間なんかカゲロウの中で吐いたんだぞ、それも何回も」

神谷は呆れた顔で三宅に反論した。

「げ、マジかよ・・・匂いとかヤバいんじゃね。てか良く吐けるものがあるよな、俺なんか常に腹ン中空っぽだぜ」

「気になるわね、少し調べてみるわ。」

「あ、それなら綾瀬に聞いた方が手っ取り早いですね。アイツ、此処で一番長いから」

小紫はハッとする。

そう、綾瀬だ。それに柊にも聞きたいことが山ほどあると。

しかし話を遮る様にサイレンのような音が響き渡る。

”午前、強化プログラム実施五分前!神谷、どこに行った遅刻だそ!”

「ヤバっ!鬼教官がキレてる」

「嘘だろっ?!アイツもう復活したのか!」

神谷と三宅が顔を見合わせ悲壮な顔を浮かべた。

「どうしたの?訓練?」

「そうです、この基地唯一の女鬼教官、如月きさらぎ教官が今日復活したみたいです。昨日まで熱中症で伏せていたんですけど

蘇ったみたいです」

「お前ら急ぐぞ、小紫教官も良ければまた覗きに来てくださいっ。教官の鬼っぷりをっ!」

一同は慌ててその場を後にした。

(訓練か・・・そこに行けば綾瀬さんもいるかしら?)

一人取り残された小紫は味のしないディストピア飯をそそくさと口に入れるとカンズメをポケットに入れて一同の後を追う事にした。


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