そこにいる
私の後ろにあなたが見えるって人に出会った
霊魂なんて1ミリも信じていないのに
その人に
「娘は苦しくしてないですか」
って聞きたくなった。
苦しくて
苦しくて
切なくて
切なくて
逝ってしまった私の大切な末娘
せめて
せめて
あなたが今安らかであって欲しい
その人に聞きたくなった
結局
聞けはしなかったのだけれど
もしもあなたがここにいるのなら
きっと
私の肩に顎を載せてるよね
ふざけて甘えるときのあなたはいつもそうしていたから
そう思ったら
なんか肩が暖かい
肩の上のあなたの顔にそっと顔を寄せてみる
大好きだよ