表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とママとの、たのしいたのしい二人暮らし。  作者: 華月 凛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/3

第2話


第ニ話





───


「ねえ、まま。テストで97点とったよ?今回は頑張ったんだ。だから…」




「うるっさいのよ!!こんな無能の子ができるなんてほんと最悪ね!あっはは!!どうせみんなアホなのよ!」




そう言って、狂気的な笑みを浮かべた。


僕のママは、いつもこう。

…昔何度か、「非定型精神病」

という病気で、入院している。


今は、仕事のストレスに加え、僕がいつもテストで低い点を取るから、それで発作が起こっている。


でも、今回は前のと比べるとまだいい方。


話を聞いてくれるだけ、マシ。




─────





翌朝、僕はいつも通り、中学校へ行った。


途中で、よくわからない変な女の人が話しかけてきて、びっくりした。



中学校へ行っても、友達は誰もいない。


強いて言うなら、いつも教室の端にいる、名前も知らないおじさんだけだ。


…あれ?なんか今日は、ママがいる。


おじさんと、僕のママがいるのに、誰も注意しないなんて…不思議だなあ。



それとも、あの人は教員なのかな?


今日、授業参観だっけ?


まあ、そんなことはどうでもいいや。







「ここは3の二乗で…」



つまらない授業。何度もしていることを振り返るなんて。


いつも、毎日、授業内容はほぼ一緒。











──









やっと、退屈な授業が終わった。




次は、給食だ。




ここの学校の給食を食べ始めてから、少しだけ太った気がする。



そんなに大食いじゃなかったはずなのにな。












───





食べ終わったら、また授業。





つまらない。



どうすれば、良いのだろう。





そうこう考えている間に、授業が終わってしまった。






──もちろん、今日はママがいるんだから、一緒に帰る。



学校でも普通に振る舞わなければ、怪しまれる。



何より、こんなでも、僕がママと離れたくないからね。



だって、ママは、僕の大事なママなんだから。




それに──、僕しか、認識されないしね。仕方がないでしょ?



ずぅっと、ずぅっと、一緒にいるしかないんだから。





家と学校は、すごく近い。歩道橋を渡ってすぐだ。


ママと手を繋ぎながら帰るなんて、久しぶりだなあ。


自転車登校じゃなくて、よかった。


…まあ、自転車自身そんなに乗ったことがないし、さっき言った通り家が近いだけなんだけど。



───




ああ、家に着いた。


これから、ママとふたりきり。


怒られるかな?


でも、話が聞けなくって、変なことばかり言って、笑っているだけの時よりかは、断然マシだけどね?


そう言う時は、ほんとに僕まで可笑しくなりそうだから。




ああ、ほんとうに、ぼくのだいすきな、まま。



ずぅっと、いっしょだからね?

第2話、読んでくださりありがとうございます!

時間は不定期ですが、毎日投稿を心がけてがんばります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ