第2話
第ニ話
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「ねえ、まま。テストで97点とったよ?今回は頑張ったんだ。だから…」
「うるっさいのよ!!こんな無能の子ができるなんてほんと最悪ね!あっはは!!どうせみんなアホなのよ!」
そう言って、狂気的な笑みを浮かべた。
僕のママは、いつもこう。
…昔何度か、「非定型精神病」
という病気で、入院している。
今は、仕事のストレスに加え、僕がいつもテストで低い点を取るから、それで発作が起こっている。
でも、今回は前のと比べるとまだいい方。
話を聞いてくれるだけ、マシ。
─────
翌朝、僕はいつも通り、中学校へ行った。
途中で、よくわからない変な女の人が話しかけてきて、びっくりした。
中学校へ行っても、友達は誰もいない。
強いて言うなら、いつも教室の端にいる、名前も知らないおじさんだけだ。
…あれ?なんか今日は、ママがいる。
おじさんと、僕のママがいるのに、誰も注意しないなんて…不思議だなあ。
それとも、あの人は教員なのかな?
今日、授業参観だっけ?
まあ、そんなことはどうでもいいや。
「ここは3の二乗で…」
つまらない授業。何度もしていることを振り返るなんて。
いつも、毎日、授業内容はほぼ一緒。
──
やっと、退屈な授業が終わった。
次は、給食だ。
ここの学校の給食を食べ始めてから、少しだけ太った気がする。
そんなに大食いじゃなかったはずなのにな。
───
食べ終わったら、また授業。
つまらない。
どうすれば、良いのだろう。
そうこう考えている間に、授業が終わってしまった。
──もちろん、今日はママがいるんだから、一緒に帰る。
学校でも普通に振る舞わなければ、怪しまれる。
何より、こんなでも、僕がママと離れたくないからね。
だって、ママは、僕の大事なママなんだから。
それに──、僕しか、認識されないしね。仕方がないでしょ?
ずぅっと、ずぅっと、一緒にいるしかないんだから。
家と学校は、すごく近い。歩道橋を渡ってすぐだ。
ママと手を繋ぎながら帰るなんて、久しぶりだなあ。
自転車登校じゃなくて、よかった。
…まあ、自転車自身そんなに乗ったことがないし、さっき言った通り家が近いだけなんだけど。
───
ああ、家に着いた。
これから、ママとふたりきり。
怒られるかな?
でも、話が聞けなくって、変なことばかり言って、笑っているだけの時よりかは、断然マシだけどね?
そう言う時は、ほんとに僕まで可笑しくなりそうだから。
ああ、ほんとうに、ぼくのだいすきな、まま。
ずぅっと、いっしょだからね?
第2話、読んでくださりありがとうございます!
時間は不定期ですが、毎日投稿を心がけてがんばります!




