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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

妖精とゴキブリ

作者: ヒロモト

妖精を飼っている。

手のひらサイズの可愛い可愛い女の子。

見た目は人間と変わらない。

捕まえた日から虫かごの中に入れて沢山のデュピアと飼っている。

デュピアは爬虫類の餌用ゴキブリ。

彼女はこれが大好物みたい。

いつ見ても食べてるもん。

彼女がデュピアを食べる音はいつまでも聞いていられる。

まるでペットボトルを捻りながら潰しているような……。


今日は彼女が僕の家に来て1年の記念日。

台所で捕まえた大きな大きなクロゴキブリ5匹を彼女に与えた。

お腹いっぱいお食べ。


「プッ!プリリる!プリリるを!?」


あっ!負けた!逆にゴキブリ達に覆いかぶされた!

助けないとと思っているけど目が離せない。

5匹のゴキブリに襲われる彼女はなんだかとってもエロティックで……。

なんか……すごく。


「だ、大丈夫!?」


出すものを出して正気に戻った僕は彼女の羽を摘んで虫かごから出した。

正面から彼女に抱きついていたゴキブリを剥がすのには結構力が必要だった。

いつまでも気持ちよさそうにピクピクしてるな!こいつ!

よし。踏んづけて殺してやったぞ。


「……プリリ。プクッ!プクッ!」


もう駄目かも。妖精は泡を吹いて痙攣している。



「プリリぃ!プリプリリィ!」


十月十日が経ち妖精が卵を産んだ。

妖精って卵で繁殖するんだな。

妖精は出産後。かごの中にいるデュピアを全部食べた。


母は強し。


卵の孵化が楽しみだ。

父親と母親。どっちに似てるのだろうか?



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[一言] いや、割かしフツーかと 
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