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ダメージ?そんなのくらってなんぼでしょう~HP極振りの行くVRMMO~  作者: まあ
初期街

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リザルトと今後

 グレンという変なやつをボコボコにした俺はその場からさっさと離れて今回のレベルアップと称号の確認をする。


「お、今回の決闘でめちゃくちゃレベル上がったな」


 一次転職しているだけあって大量の経験値があったらしく俺のレベルは一気に16から35まで上がっていた。一次転職をしたときはここが上限レベルだったが、そんなことはなくまだ先があるようだ。


 それに伴ってステータスポイントが95ポイントも手に入って、HPもこれで1145になり遂に4桁の大台に乗った。スキルポイントは今のところほぼ困っていないのでまた今度使うことにする。


 今回手に入れた称号は


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号名:全てを奪ったモノ

能力:人から何かを奪うとき、その量を+10%

取得条件:他人の最も大事にしていて重要なものを全て奪う

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 この称号書いてあることがやばいな。盗賊とかPKの人が喉から手が出るほど欲しい効果なんじゃねぇか?いや、そういうことをしてる奴はこの称号を持ってるだろうな。条件が曖昧だが、絶対それくらいのことはやってるだろうし。


 そんで、失礼だな。あいつが勝手に吹っかけてそれを返り討ちにしただけなのに俺が悪者みたいじゃないか。どっちかというとあいつが悪者だろ。


 と内心愚痴を言ってみるものの、返事は当然帰ってこない。


 そして、今度こそ邪魔者が入るなと思いつつ、スキルスクロールを使う。


《【スキルスクロール】の使用を確認・・・認証》

《これまでのプレイデータを確認します。この作業は時間がかかる可能性があります》


 それから、電話での待機音のような音楽が流れ始める。


 どんなスキルが手に入るんだろうか。今の俺のビルドは特に不満はないが、強いていうなら火力が足りないってことだろうか?それを補ってくれるのだろうか。それともさらに耐久力を上げてくれるんだろうか。すごく楽しみでワクワクしている。


 と、頭の中でどんなスキルが手に入るか妄想していたら待機音が鳴り止み、アナウンスが流れる


《該当するスキルがありませんでした》

《新たにスキルを作成します・・・》

《スキル【HP極振り】を獲得します。よろしいですか?》


 HP極振り?どんなスキルだ?スキルの詳細を見てみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル名:HP極振り

レベル:ーー

説明:このスキルを所持していると、HP以外のステータスにステータスポイントを割り振ることが不可能になる。その代わりHPを倍にする。この乗算は実数値だけでなく、補正値にもかかる。また、ステータスポイントを獲得すると、その場で自動的にHPに割り振られる。このスキルは消すことは出来ない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なんだこのスキル、チートすぎないか?デメリットがデメリットしてないし補正値まで加えて倍にするのもやばい。何より俺と相性が良すぎる。さすがはAIが考えてくれるだけあるな。


 というか、俺のプレイスタイルに合ったスキルもうないのか。それで仕方ないからスキルを作成したと。あのアイテムがどれだけレアリティが高い物だったのかよくわかるな。


 俺は迷いなくこのスキルを取得する。


《スキル【HP極振り】を獲得しました》


 それにしてもこんなぶっ壊れスキルを配って運営は大丈夫なのだろうか。確かにこのゲームはレベル上限こそないものの、そんなホイホイと壊れスキルを配っていては、一瞬で環境がインフレしてしまうぞ。


 もちろん、こんなぶっ壊れスキルが作られていいはずもなく、監視役が今回のことを田中に報告して、また田中が怒り狂っている。


 そんなことは露知らず、ジンは楽しそうにステータスを見ているのだが。


「うへへ、これでHPが2290まで行ったぞ。ついさっき夢の4桁って言っていたのにまさかこんなにすぐ2倍になるなんて」


 俺は思わず頬が緩んでしまった。当然だ。いきなり自分のステータスが2倍になったら誰でも喜ぶだろう。


「おっといかんいかん、気を引き締めないと」


 数分くらい顔が緩んでいたが、なんとか正気を取り戻す。


 そして、これで残された遺跡攻略の報酬はゴーレムコアだけになった。しかしながら、これは今すぐ使うとかそういう話ではない。とにかく鉱石が足りないのだ。どうせならゴールデンゴーレムにしたいのだが、今の俺の資金力じゃ精々数百グラムしか買えないだろう。


 入手した時にチラリと見てみたが、作り出すのに必要な量は100キログラムぐらいらしい。しかも純度も大事なようで、純度が低いと弱くなったりするそうだ。


 だからこのアイテムは一旦保留にする。とりあえず十分な強さは手に入れられたので、もう一度砂漠のフィールドに行って、砂漠を攻略することにする。・・・え、なんだって?北の山?行かない行かない。あんな魔境に今の俺でどうやって勝てっていうんだ。


 そして、今回の遺跡攻略で無くなったポーションを買い足して今度こそは攻略するぞと意気込んで俺は砂漠に向かった。

後書き

田中「これだからAIは・・・」

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