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ダメージ?そんなのくらってなんぼでしょう~HP極振りの行くVRMMO~  作者: まあ
初期街

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バトルチュートリアル

「ステータスは確認したね。じゃあバトルチュートリアルを始めるよ。まず最初は攻撃して来ないスライムを倒してね」

「え、攻撃して来ないって・・・」

「うん、攻撃して来ないよ」


 は?いやいやいや俺武器持ってないし、ステータスも貧弱なんだが・・・。


「え、あっ(察し)」

「・・・」


 俺はあまりのむごさに絶句する。


「えっと、とりあえず殴ってみたらどう?」


 はっ、たしかにその手があったか。


 とりあえず殴ってみる。


 ポインッ


 スライムの身体は弾力があり、俺のパンチを弾き返した。


 それにめちゃくちゃ腑抜けた様な音からしてダメージを与えてない気がするな。


 恐る恐る俺がスライムのHPバーを確認すると、やはりというかなんというかそのゲージは減っていなかった。


「・・・・・・」

「・・・・・・」


 いや、もしかしたら連打すればダメージを与えられるかもしれない。とりあえず10発殴ってみるか。


 ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ ポインッ


 よし、10発殴ったぞ。HPバーは・・・全く減ってない。なんてこった。


「えー、これ攻撃できるように出来ないのか?」


「無理だね。これはあくまでチュートリアルだから設定の変更はできないよ。キャラ作り直す?」


 いや、これでキャラ作り直したらなんか負けな気がするから、このまま頑張ろう。


「キャラは作り直さない」

「え、そ、そうなの?(困惑)じゃあ頑張ってね」


 とりあえず今から15分程全力で殴り続けてみよう。


「うおおおおおおおぉぉぉぉぉ!」



◇◇◇◇◇



「はあ、はあ、はあ」


 あれから15分たった。


 その間ずっと殴りつづけていたというのにこいつのHPバーは全く進んでいない。


 クソッ。やっぱり無理なのか?


 と、絶望しかけていた時、


《称号【不屈の精神】を獲得しました》


 なんだ?頭のなかに直接声が響いて来るな。


「ああ、それはアナウンスだよ。チュートリアルで称号を獲得するなんて珍しいね」


 称号?なんだそれは?


「称号はある一定の条件を満たせば入手できる補助機能みたいなものだよ」


 えっと、とりあえずステータスを確認するか、ステータス、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:ジン

種族:人間

職業:タンク

レベル:1

ステータス

HP110(+30)(+33{30%})→173/173

MP0

以下5つ(STR,VIT,AGI,DEX,LUCK)すべて0

ステータスポイント:0

スキルポイント:0

スキル:【反射Lv1】【HP強化Lv1】【HP自動回復Lv1】

称号:【不屈の精神】

装備:【初心者セット】【HP回復の指輪】

HP毎分回復量:10%

基本反射率:3(+1.5{50%})→4.5%

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 あ、なんか称号っていう部分が追加されてる。詳細は、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号名:不屈の精神

能力:自身のステータスのうち、3つ以上が相手のステータスより低ければ相手に対して与えるダメージ+50%

取得条件:15分間自身より格上の敵と戦う

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おー、これは極振りの俺とめっちゃ相性がいいな。しかも反射ダメージも増えるのか。最強か?


 いや、今はそんなことで喜んでいる場合じゃない。これでスライムにダメージを与えれるかどうかを確認しないと。


 俺はもう一度スライムを殴る。


 ポインッ


 相変わらず腑抜けた音は変わっていないな。さて気になるHPは・・・・・お、1/100ぐらい削れてるぞ?これはもらったか?


 と、喜んでいた時、減ったはずのHPが回復する。


「は?」


 回復持ちか。クソッ。だがこれで希望が見えた。とにかくラッシュをするしかない!


「うおおおおぉぉぉぉぉ!!」





◇◇◇◇◇





「ぜえ、ぜえ、ぜえ」


 あれからどれだけ時間が経っただろうか。この戦いもそろそろ終わりが近づいている。


 頑張って計測してみると、相手のスライムは1分間あたり5%回復して、俺の攻撃は1分間あたり6%のダメージ当てえていることがわかった。そして相手のスライムの残り体力は1/100だ。この1発で終わらせる!


 俺は全力の力を込めてスライムにパンチを繰り出す。


 パリンッ


 よっしゃあぁぁぁ!倒したあああああぁぁぁ!うおおぉぉぉ!


 俺が勝利に歓喜している時、頭の中にアナウンスが流れる。


《レベルが上がりました》

《スキル【パンチLv1】を獲得しました》

《称号【強きを討ち取りし者】を獲得しました》


 おお!なんかいろいろ獲得したぞ。ステータスポイントはHPに振って、よし、ステータス、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:ジン

種族:人間

職業:タンク

レベル:1→2

ステータス

HP110→115(+30)(+34{30%})→179/179

MP0

以下5つ(STR,VIT,AGI,DEX,LUCK)すべて0

ステータスポイント:0

スキルポイント:10

スキル:【反射Lv1】【HP強化Lv1】【HP自動回復Lv1】

称号:【不屈の精神】【強きを討ち取りし者】

装備:【初心者セット】【HP回復の指輪】

HP毎分回復量:10%

基本反射率:3(+3{100%})→6%

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回新しく増えたのは、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル名:パンチ

レベル:1

能力:パンチによる攻撃の時、STRに10%補正

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

称号名:強きを討ち取りし者

能力: 自身のステータスのうち、3つ以上が相手のステータスより低ければ相手に対して与えるダメージ+50%

取得条件:格上の敵を倒す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 こんな感じだ。


 このゲームはいらないスキルを砕くことができるので、【パンチ】はスキルポイント5になってもらった。


 今の俺には全く必要ないからな。


 それと、強きを討ち取りし者は不屈の精神と同じ能力で反射率が実質2倍になった。


「おめでとう!次は念願の攻撃して来るスライムだよ」


 ナビが拍手しながらまたスライムを出してきた。


「今回のは攻撃して来るから気をつけてね」


 スライムは俺を見るとすぐに突っ込んできた。


 いや、気をつけるも何も出してすぐに攻撃されたら無理だろ。どうやって避けるんだよ。


「ごふっ」


 俺はスライムの攻撃を真正面から喰らってしまった。


 うぐ、クリティカルヒットしたみたいだ。痛い。


 ステータスを確認すると30ダメージほど喰らっていた。同時に、相手のHPバーは2割行かないぐらい削れている。


 このことから、スライムの体力はだいたい10くらいだとわかった。


 俺、10ダメージ与えるのに大体2時間もかけてたのか。オーマイガー。


 その後もスライムの突進を喰らい続け、今回は反射ダメージで簡単に倒せた。


 パリンッ


 あっけないように見えるが、実は今の俺の体力はミリだ。


 このプレイスタイルけっこうやばいかもな。スライム相手に瀕死になるとは。想像以上にまずいかもしれない。


 ちなみに、今回はアナウンスはなかった。


「それじゃあこれでチュートリアルは終わりだから始まりの町に行ってね」


 ナビが指を振ると目の前に大きな扉が現れた。


 俺はやっとチュートリアルは終わったかと疲れた顔をしながらそれに入る。


 そして、俺は光の渦に包まれ気づいたらガヤガヤと騒がしい町の噴水の前にいた。

後書き

第一の苦難「最弱のスライム」訪れる。

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