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ダメージ?そんなのくらってなんぼでしょう~HP極振りの行くVRMMO~  作者: まあ
初期街

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38/50

遺跡:最終層

昨日は更新ができませんでした。すいません

 ゴールデンゴーレムをハメ技で倒した俺は、少し申し訳ないと思いつつも次の階層への階段を下っていく。


「今度もトラップはないよな?」


 と、呟いた時、


 カチッ


「あ・・・」


 また階段が斜めになり、俺は滑り落ちる。


「またかよぉぉぉ!!」



◇◇◇◇◇



《称号【5級フラグ建築士】が進化しました》


「全く、酷い目に合った」


 なんとか滑り終わった俺は、アナウンスを聞き、土を払いながら立ち上がった。そして、周りを確認する。


 小さな部屋の中に宝箱と石版がポツンと置いてある。


 俺はまず石版を拾い上げる。そこにはこう書いてあった。


"よくぞここまで辿り着いた。私の作ったゴーレム達やトラップを突破した君は、素晴らしい強さと賢さを持ち合わせているのだろう。そんな君に私の戦争の成果の一部持ち帰れたものを与えよう。私からはこれだけしか与えられないが、これからも君の旅に幸があることを祈っている”


 なるほど、ゴーレムが言っていたあの方は多分この石板を書いた人なんだろう。今のプレイヤーの技術ではゴーレムを作るなんて夢のまた夢なのにこの人はそれを成功させている。


 やっぱりこの遺跡今のレベル帯向けの場所じゃないんじゃないか?まさか本当にエンドコンテンツだったのか?


 今運営はジンが入ってしまったエンドコンテンツの調整に追われて忙しそうにしているのだが、ジンはそれを知るよしがない。


 そして、今度は報酬を確認しにいく。俺はこれだけ難しくて、不快にさせてくれた奴が残した遺産がどんな物なのか期待しながら宝箱を開ける。


 宝箱の中には三つ物が入っていた。


 それぞれの効果は以下の通りだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイテム名:選択ルーン

階級:最上級

説明:全てのステータスの中から一つ選ぶと、そのルーンに変更される。そのステータスを+150。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイテム名:スキルスクロール

説明:このスクロールを使うと、AIが自動でそのプレイヤーに合ったスキルを探し、入手する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイテム名:ゴーレムコア

階級:上級

説明:このコアを一定量の鉱石に対して使うとゴーレムが作成される。上級の場合は金より上の階級の鉱石でゴーレムを作ることができない。また、作り出したゴーレムは作成に伴い入手できるスキルによって亜空間に収納可能。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 個人的に一番気になるのはゴーレムコアだ。もしかしたらあのボスのように意思疎通ができるかもしれない。そうなると俺のソロの時の孤独感を紛らわしてくれるかもしれない。


 それにゴーレムを今回の遺跡で見て少し飼いたいと思ってしまったというのもあるが。


 他のルーンとスクロールだが、ルーンは迷いなくHPを選択して装着、スクロールは一旦街に帰ってからにしようと思う。これでHPは993になった。後少しで4桁に乗れる。


 そして俺は外に戻るべくその部屋の入り口にあったようなボタンを探して、外の砂漠に戻ってきた。


「ふう、なかなかに面白い探索だったな」


 そうして俺はモンスターに何度か遭遇したものの、特に危なげもなく街に到着。


 今度は少し楽しみにしていたスクロールを使おうとしたその時、


「おい、そこのガキ。お前の持ってるアイテム珍しい奴だよな?寄越せ」


 ガタイのいい体に、スキンヘッド、目の当たりに傷と、明らかに不良のような風貌をしたプレイヤーがこちらに話しかけてきた。いや、脅してきた。


「なんであなたに渡す必要があるんですか?これは俺が頑張った報酬なんですよ?」

「は?お前みたいな初心者が持っていいアイテムじゃないから、この俺がもらってやるって言ってるんだよ」

「・・・あなた強いんですか?」


 と俺が質問をした時、待ってましたと言わんばかりに自分の強さを語ってくる。


「俺はさっき一次転職を終わらせたんだ。それに、森のフィールドボスもさっきソロでクリアしたんだぜ?灼熱のグレンって名前を知らないか?燃える拳を持ってモンスターをぶっ飛ばしながら、燃やすっていうプレイヤー。あれが俺だ」


 と、ドヤ顔で語ってくるが正直興味がない。


「へぇ、そうなんですね」

「だからこの俺がそのアイテムを使ってやるって言ってるんだよ。さっさと寄越せ!」


「なぁ、あれって」

「灼熱のグレンと・・・あいつだよな」

「何話してんだ?」


 俺たちが揉めていると周りにプレイヤーが寄ってきた。


「はあ、仕方ないから決闘で勝負しよう」


 と、提案をする。こいつなら間違い無く乗ってくるだろう。


「いいぜ、じゃあお前がそのアイテムを賭けて俺が勝ったらそれを寄越せ」

「俺が勝ったらどうするんだよ?」

「お前が勝つ?そんなこと万が一にも起きないけど、そんなことになったら俺の経験値全部くれてやるよ!」

「・・・分かった。それでやろう」

「ふん、雑魚が。ボコボコにしてやる」


 こいつ、相手の実力も読めない時点で実力の底が知れてるな。絡まれたのはだるいが、勝てばだいぶレベルが上がりそうだし、やるか。


 そうして俺は灼熱のグレンとの決闘に向かった。

後書き

田中「ジン?うっ、頭が・・・」

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