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もう良いよね?  作者: 春町かがり
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数年ぶりに話しかけられた内容がこれって無いわよね?馬鹿すぎて辛い。幼馴染とかさえ関わりがあるとか言われたく無いんだけ……あっ

"許嫁"って言わなかったけどまさか忘れてるの?名さえ呼ばなかったけど私の事、私だと認識しているのかな?

やだやだそこから?


阿呆だわ。


阿呆だから害獣対策レポート読めないんだ。魔道士ならあれ必読なんだけど……所属部長さんの苦労が垣間見れるものだったのに。

だから万年Aランク止まりなんだよ。まじ阿呆、いつまでもアホ、やっぱりアホと心で叫びその場から雷撃食らわして逃げました。乙女の危機ですので悪しからず。


その足で父の仕事場に向かい、記憶玉に録画した先程のやり取りを見せて、今までどうにか穏やかに話をと言っていた父が、漸く怒れる父へとシフト変更した。


何処にキレタノ?


むき出しの瓶に?建物の影に連れ込まれそうになったとこ?許嫁だって忘れてそうな所?一生愛液要員にしてやるってとこ?


いや、流石にこの無知さと今までの所業、母からの圧等々鑑みてくれたんだよね?と信じたい。

だが、父は漸く重い腰を上げてくれた。

遅すぎて父への尊敬とか全く無くなってるけど……。


直ぐにグラッセルの父を家に呼びつけ婚約解消を告げ、婚家になるからと貸し付けた金(表向、グラッセルの当主になる為の勉強代として諸々の費用)の返却を求めて声を荒げた。

あらー父様、金の回収無理だと思うわ。でも一応言わないと母様……怒るわね。無理とわかっていても言わないとね。諦めてはいるけど契約書はあるからね。


そうだ。

おじさまには婚約解消の事をグラッセルには伝えないでと釘を刺さなきゃ。

「どうせ婚約していた事も覚えて無いでしょうし、婚約解消した後から魔道士団内で私に不利な噂を流されてバカにされるのも我慢できませんので、私に関しては一切口外なさいませんようグラッセル様にも徹底して下さいませ、でないと……おじ様がどうなるかわかりませんから。よしなに」


信用なんて全くしていないし、変な嫌がらせとかなら奴ならやる。必ずやる!

だって私をバカにして嘲るのが何より楽しいと幼少時に友人達に言っていたのを私は物陰から聞いて知っている。


私、小さい時は鈍臭い子だった。

魔力が安定しなくて目眩を起こしてよく転んでいたし、他の人が見えないものが色々見えちゃったりで、それが元でバカにされていた。今思えば膨大な魔力のせいでその人に付いているものや感情が見えたり、精霊が見えちゃっていたんだよね。


当時は対応の仕方がわからなくて、黙りこくり立ち止まってしまったから、ドン亀とか鈍臭いと言われ放題で虐められていた。

率先して虐めていたのが許嫁だと思い出せば、大人になったとはいえどんな嘘を言って私を笑い者にしてくるか考えただけで気持ちが重くなるだけだ。口止め大事!


おじ様は息子の婿入りが目当てだから

婚約解消は待ってくれと必死だ。

君は貰い手が無いだろうから、うちのグラッセルくらいしかいないぞ。とか

婿入りする年頃の男は貴重なんだと……。


いやいや、貴族の次男三男で入り婿希望なんてざらに居ますよ。グラッセルよりマシな方なんてごまんと居ます。

私、相手に困ってないし、いざとなればスッゴイ婿候補いる……。

何気に失礼だなおじさん。やっぱり私の事下に見ていたのね?で、貴方も私に対して何も興味無いのね。


「何で私が我慢しますの?」


冷たく言えばおじ様は黙り込んでしまった。わかっているでしょ?おじさまもこの関係は不毛だと。今までの奴の所業を私は知ってるのよとブチまけた。


たしかに幼少期はそれなりにカッコいいお兄さんだった。でもそれは近所の妹分として私を見ての事だから。奴も近所の男友達が多い中で育ったから私は珍しい"女の子"だったというだけだ。

ワザと泣かされた事もある、大人が側にいれば抱っこしてあやしてくれたが、居なければ無視。遊びに出ればいつの間にか置いてけぼりなんてザラだった。


成長し同年の女と出会い恋を満喫して

先に大人になってしまった奴には、私のような子供への関心も直ぐに失せていたのだろう。女友達優先、恋愛優先、遊び優先。そこに私は、はなから居なかった。


「おじさま、もういいでしょう?」


父様に縋り付くおじ様にイラついてつい、おじさまを凍らせる術を発動しちゃった。テヘッ。

まぁ、すぐに解凍したけど(高ぶるとついやっちゃうのごめんなさい。火を使わなかっただけましよ?私の属性は三つ使えるからどれがでても死ぬけどね)おじ様はビッショリになった服を気にすることもなく、私を化け物でも見るような目で恐怖に震えて、転がるように家を出て行った。

おじ様ったら私が特S魔道士だってご存知なかった?あ!内緒だったか。


「あっ今更だけど、あいつ私が魔道士だってよく覚えていたわね?ランクは知らなかったみたいだけど……もしかしたら知らないで話しかけたかもしれないけど……」


どうでも良い事を思い出していたら母様からの威圧を感じたので、家の絨毯は直ぐ乾燥したわよ。母様怖いから即行全力で乾かしました。前より綺麗になったと思うわ。


しかしおじ様もちょっとは子育て失敗したって反省してほしいわね。だけど自分も妻を領地に縛り付け、王都には2人も女を囲って居るから何も言えないかしら?

そのお金もうちの支援金の横流ししてるよね?

あんな風に息子を育てた責任はあるわよね?夫人にはもう母様が手紙を出してあるらしいからそっちは良いか。

ついでに愛人の件も調査書を添付したっておっしゃっていたわね。血の雨が降らない事を祈るだけね。おじ様入り婿だったかしら。

嗚呼、契約違反の違約金も払わせるつもりだったのに話をする前に逃した……婚約時の契約書をおじ様ったら忘れている様だし。


「お父様、貸したお金は多分母様が全て証拠を揃えていますからおば様から回収は可能かと思いますが、方法に関しては口出ししない方がよろしいかと」

「へ?……はい。ふー……あいつ、グラッセルの躾もなって無かったし誠意のカケラも無かったな」


あら遠くを見ちゃって悲しそうなお顔の父様‥今更ですね。ここまで何年かかったやら、まだ甘いですよ。と母様と共同で作成したヤツの家の内情を知らせれば体を震わせてあのヤローやっぱりおかしいと思ったんだ。とか怒っていたけど、あら?

なんだ、もっと早く行動を起こせば良かったかしら。父の意地と体面もあってと思って自重したのに…。


父曰く

"ジュリアはきっと将来優秀になる。だからうちに嫁に欲しい"

なんて煽てられて、あの頃ちょっとトロかったジュリアの事も心配だったから、早く相手をと焦ったのがよく無かったな。あいつも悪い奴では無かったんだ。学生の時は真面目な奴で資金難ではあったが領地経営も頑張っていたのに。前は交友関係にも変な奴は居なかったし、こんな事になるとは……信用していたんだがな。

女囲ってたとか知らなかった。ウチの支援金で女とか…領地に何もしないで女とか……。

バカにされたものだな。結局はウチの金目当てだったのだな、とのこと。


「ジュリアすまなかった。俺が我慢させてしまったんだよねすまない、すまない」

「あら?お父様に酒飲ませたの誰ですか?クダ巻いていますよ。お母様!」


思いっきり過去に戻って浸っちゃって泣くわ泣くは……ご自分のこと俺って言っちゃってるし、私を抱きしめゴメンを連発するし、ウザイ。


あら、ついホンネが……父様御免なさい。

確かに私が幼少の頃はボンヤリさんで何をしてもとろい子でしたわね。そんな私を心配しての事とは思いますが、考えればそんなボンヤリな子を是非嫁に!なんて考えるのはおかしい事だったのですよ。

目的はバカ息子を婿入りさせて、うちをいい様に操るつもりだったのよ。

おじさまは私を褒め殺し、私のボーとしているのを心配するフリをして父を丸め込んでいたのよね。

それに領地の経営状況があれだけ支援しても変わらないのはおかしいですもの。支援していたお金は何処に消えたのかしらね?

あら、お母様ったら、満を持して帳簿を見せていらっしゃいますね。それはおじ様の家の裏帳簿ですね。おば様経由かしら?

表向き領地へ配られる支援金がいつの間にか王都で消費されてしまい、領地の民達は生活に困窮する迄になっていたようです。道路の整備もいつまで経っても出来ないし、灌漑工事も出来ず、僅かな作物の運搬に護衛も頼むことが出来ないって、だから盗賊被害も害獣対応も儘ならないのです。おじ様は領民に対しての責任も貴族である責任も夫である責任も全て放棄したんですよ(お母様調べ)。容赦はいりません。


「こんなに?なんてことだ。早く対処していたら……」


そう言って帳簿と調査書を執事に渡して直ぐに部下を呼んでくれとポキポキ指を鳴らして薄ら笑いを浮かべていた父様。温厚な人を怒らせたら怖いんです。何せ父様は貴族院の議員です。貴族の矜持を厳守させる最たる機関に属してますからね。まず妻以外の女を囲う事は法律に触れるのよねー。

領地の設備投資がなされず、領民を無下に扱う事も違反です。

投資分を囲った女の生活交友費に回して居るなんてもってのほか!

あっ、おば様は良い方で必死に領地を支えていたのですよ。領地の事がどうにも出来なく旦那はあてにならないと恥を忍んで母様に相談をしに来ていたのです。それで母様が王都でのあの親子の事をずっと調べたのですもの。私の事もあって我慢ならなかったのも原因ですが……。

なのでおば様は助けてあげて欲しいです。なんなら領主交代で良いのでは?


さて私は枷(許嫁の契約)が無くなったので仮面を取り払う事にしました。


何故か王城にアルザトライル(国蝶・幻の蝶)が現れたと大騒ぎになったのですけど。


黒髪をさらりと靡かせメガネを取っただけなのよ、騒がないでいただきたいわ。フードを被らない魔道士もおりますの。


容姿を隠していたのはグラッセルが幼少の頃のずっと昔、

"俺の許嫁なら他の男に顔を見せるな"と言った事を、私が私の都合で今まで守っていたからですの。

奴の本心は多分"友人に紹介できないくらい私が不細工だから"とかの理由だったろうけど(ガキでブサイクな許嫁なんて友人に紹介できるかよって小さく呟いたのはちゃんと聞こえていたから)ハイハイ確かに幼少時は少し太っていましたよ。


そもそも其の原因はお前だからな!

虐められて外出拒否になってたから動かないで食べていたので太っちゃっただけだから。

前髪で目を隠したのは怖いものを見たくないからだった。見えちゃった諸々のものは当時怖いだけだったからね(今は美しいと感じられる妖精さん達だったんだけど)

もう関係無くなったのだからいいわよね?


薄く化粧をし、緩くサイドの髪を編み込み、後ろをお気に入りの髪飾りで止めて、残りの髪は背の中程まである長い黒髪を自然に下ろして、今迄深く被っていたローブのフードを被らずに登城した。

そして夜会も解禁し"彼"にエスコートしてもらい本当の私の姿で出席した。


年に1〜2回しか出ていなかった夜会だがこれからはもう少し出るようにしようと考えて居る。会場に入った途端にグラッセルとモテ度を張り合う第三王子アダム様や公爵家嫡男のタビード様など数多の男達から声がかかる。


何処のお嬢さんかな?

お名前は?

こんな綺麗な人がいたのか?


うるさいのなんの。目新しいものに食いつくのはコイツらの習性か?

今迄視線すら寄越さなかった人達が引っ付いて来るのに辟易した。

つくづく男は容姿しか見てないとわかったわ。以前の私と現在の私を結びつかせずガヤガヤと騒ぐだけなんて、どちらも私なのに底の浅い男達が多い事だわね。


それに比べて彼は本当にステキ。


今迄はグラッセルが面倒だったのと一応婚約者持ちだし、面倒な男性への牽制もあっての不細工加工をしていただけ。誰も声を掛けて来ない事を良い事に、面倒な社交は私からしたら不細工加工&ローブは良い隠れ便利アイテムだったのよ。

でも婚約は解消されたし、もう不細工加工で逃げるのも終わりだわ。

別の目的で綺麗になりたいの。

あの人の隣に立つためにも……。


グラッセルも不細工加工を取っ払った私に声を掛けてきた。

一瞬改心したのかと思ったが見目が変わったから声をかけて来ただけみたいやはりダメ男だと認識し無視。でもしつこく言いよって来てキモい。

そもそも私だと……やはり認識してないわね?


「お嬢さんお名前は?」


って馬鹿なの?

今まであんたがやってきた事を鑑みてもお近づきなんてするわけないでーす。

だって、たまに出なくてはいけない夜会で私を見つけると、同僚に私の不細工さを嘆き、同僚と取り巻きの女達と共に私を貶めたよね?婚約者とも一言も言わずにね。

私に話しかけるのでは無くて、そこに居るローブで姿を隠した人形にでも話しかけるように、私の存在全てをないが如く扱った。その時の奴らの顔は全て覚えてます。特に女達は勝ち誇った様な、自分が美しさで上であるという傲慢さで微笑む顔は歪んでいて怖かったわね。

男に媚びるしか能が無い女と、金を使うしか脳の無い貴族のガキばかり。

テメエで稼いでから言えよって……。

あら失礼。淑女の言葉ではなかったわね。


またそういう輩は刺さる言葉をよくご存知なんだよね。酷い言葉を投げつけられたなー。案外耳は無防備だったので聞こえちゃうと気にはなるのよね。


「あら?色んな所の成長が足りない子供が交ざってますわ」

「確かに。乳臭いな」


(ふん、お前ら頭足りないよね?どっちがガキだよ)


「ちゃんとした方に着てもらえればローブ姿だって素敵になるのに魔道士の恥ね、あの子じゃ勿体無いわ」


(魔道士は容姿でなくて、実力主義です)


「何でお顔を髪で隠して見せないのかしら?出せないくらい醜いのかしら?」


(顔出すのが面倒なんだよ)


「まぁあからさまに言ったらお可哀想よ。でもいくらお顔に自信が無いからって、あれでは何を考えているかわからないから怖いわね」


(顔は人並みです。面倒だから隠してます。あんたの今のその顔の方がよっぽど怖いよ)


「呪詛でも呟いていそうだな。こんな華やかな場所は似合わないのだからひっそり研究棟にでも籠もってろってな」


(魔道士に助けられてる事多いと思うから馬鹿にしたら痛い目見るよ。あんた騎士だよね?顔は覚えた。何かあっても助けない)


口だけならまだしも魔道士に仕掛けて来るアホ(実行犯)は結構いるよね。

因みに、魔道士のローブは騎士の鎧と同じで物理攻撃は跳ね返す様になっている。そんなのも知らないでローブを踏んづけて転ばそうとして廊下まで吹っ飛ばされて転んでしまったり、ワインをぶっかけて来たお嬢様が全て跳ね返された時は……中々面白かったわ。

頭からグッショリいっちゃって、赤ワインは染みが取れないんだよね。もうそのドレス別染めしなきゃだねって感じ?

それに頭かち割ったのかってくらい厚塗りの化粧にワインが染み込んでダラダラ垂れるわ、アイメイクはドロドロって感じになっちゃって目は何処?本当の皮膚はどれ?って何処かの奥方が失神する程エグい見た目だったわね。でも楽しかったから今日もやっちゃう?私は無詠唱で術を発動するからバレないし。

そんな悪口やらいじめの所業の過去を今日もかと落胆していると騎士団の副団長であるバルドフィルが必ず慰めてくれた。

大切な友人。


彼とは城に勤め始めてから顔見知りになった。騎士とは魔物の討伐での連携の為、合同訓練をよくするのでそこから挨拶をする程度の間柄だった。


当時彼はまだ副隊長ではなくて、それでも精鋭の騎士団に居るのだから実力のある方で、体格も立派で背が高かった。金の髪は少し癖があり柔らかいウエーブがかかっている。王子様然とした容姿で当然婦女子に人気がありとても近寄りがたい人だった。ご実家は侯爵家だけど、ご次男である為騎士団に入団したそうだ。お父上も大臣をされているかなりの有力家。

例のごとくこういう人は自分がモテることを知っているし、婿に欲しいと引く手数多だ。家柄も良過ぎるからこそ綺麗どころは見飽きるほど見ているだろうし、コイツも勝手に外見で人を判断する輩だろう。お嬢様方に勘違いされて文句言われるのもこれまた面倒だと距離を置いていた。


"人気者は何かと面倒"


ある意味私の見識だけですが間違いないです。あのアホのグラッセルでさえ

私を邪魔だと排除しようとしたお嬢様方がいたのだからね。


ある日の討伐で肩を怪我をした彼の治癒をしなければならなくなり、思わず間近で繁々と顔を見入ってしまった。だってあまりに綺麗な青い瞳は私の領地にある大好きな湖の色で懐かしさを感じ、つい見つめていたら視線がかち合ってしまった。

しまった!不細工加工中な私からガン見されたら気持ち悪かろう(すぐに失礼な事をしたと謝罪をした方が、嫌な顔をされるのは一瞬で終わる我慢我慢)と頭を下げれば、気にしていないと気さくに笑顔付きで答えてくれた。いやな顔もせず今迄に無い対応に暫く呆けてしまった程にビックリした。


こんな人もいるのだ。


その時風に靡き、偶々前髪から覗いた私の紫の瞳がとても綺麗だと言われて思わず顔を赤く染めたのはローブで隠せたかは定かでは無い。


はい、舞い上がりました。


いえ、わかっている。

こういう人は根っからの無自覚タラシだ。

どんな人にも爽やかな笑顔を出せる超タラシで心根の優しさに溢れた貴重人種だわね。

人を選ばず対応に差がない人ってあまり見ないから、何だろうドキドキ胸が苦しいわ。

不細工加工の私にこんなにも普通にしてくれる人がいた!

ひっそりと私の心に温かな火が灯ったのはこの時だったと思う。

でもあくまで私が良い人だなと思っただけで積極的な行動はもちろん取れなかった。


だって私はグラッセルの周りに居る女達と同じになりたくなかったから、節度ある態度で居たかったし、彼のあの態度は万人に同じ対応するんだから私だけに笑いかけた訳ではない。わかっているから、わかっているから落ち着こう自分。

でもこれが恋なのかな?

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― 新着の感想 ―
[一言] お金の回収はなんとかなるんじゃないかなあ。魔術師の肉体は全身素材だろうから、愚ラッセルさんをバラバラに解体してお金に変えたら良いんだよ(名案を思いついた顔
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