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人間を捨てた  作者: 野生のスライム
盲目なる狂気達
12/24

キャラ紹介のような設定集のような茶番

これを書き終わった未来を生きるスライムです。今さら書き直すのも面倒臭いですし、はい。

強く、強く!読み飛ばすことを推奨致します。


 


 現在進行形で『暗闇にある光』を書いてるスライムです。六千字とか今までの一話分の文字数を軽々と越えてるくせにまだやっと校内放送が終わったっていう。

 真面目に書くの滅茶苦茶疲れた。ふざけたい。でも空気壊しちゃうからふざけられない。ふざけたいのにふざけられないこんな世の中じゃー………。


 なので息抜きの為、キャラ紹介を書きました。いらないと思うけどね。でも描写できてない細々した設定とかあるわけよ。今後使わないであろう設定。だからそんなものもついでに書こうかなって。


 でも普通こういうのって読み飛ばされるのがオチじゃないですか。あーはいはい名前ね知ってるよって。中にはそうじゃない人も居るとは思いますけど。

 じゃあどうやって楽しく読めるかなって考えたわけですよ。一分くらい。で、こうしようかなって。


「いえーいドンドンパフパフー!」


 はい、無駄に高いテンションから分かる通り黒幕さんと一緒に、というか黒幕にキャラ紹介してもらう形で進めようかなって。


「まっかせなさい。私は嘘をつかないからね。しっかり紹介することをここに誓うよ」


 はいスタート。






 ・人間を捨てた


 おおっといきなりキャラクターじゃない。えー何々?最初は短編の夢オチ推理(笑)ものを書きたかった?でも書いてる途中で難しい謎を考えられなかったから長編のこんな話に切り替えたと。馬鹿だね。

 うん?まだあるの?……夢で狂気達に襲われる夢を見て思い立った?じゃあこの後の話は?ふむふむなるほど考え中と。馬鹿だね。


 ・伊藤和寛(いとうかずひろ)


 仕切り直してキャラクター紹介。私は親切だからね。ちゃーんと皆の分ふりがなを付けて紹介していくよ。

 まず主人公と言っていい彼だけど、名字を忘れている人居るんじゃないかな~っと私は思っていたりいなかったり。

 まだ名前が出ていない母と父、伊藤義久に育てられた一人息子。昂君とは違うけど和寛君もごくごく平凡な、それこそまだ一般的と言える日常を送っていたようだ。浮かび上がることのない目立つこともない日常。昂君より普通の人間かもしれないね。ただ盲目ちゃんの影響が心配かなぁ。あの子洗脳というか思考誘導というか、本人が意図しなくともあの子を主軸に置いた考え方になりそうなんだよね。被害者の方々を見る限り。まぁ穏やかであれば影響も少ないと思うけどさ。


 ・山下昂やましたのぼる


 丁寧口調で下っ端タイプの男の子。自分よりも優秀そうな、いやというか自分以外に寄生する典型的な子分。和寛君の後輩にあたる人物だ。

 家族構成としては伯母さんとその旦那さんの家に住まわせてもらっていて妹も居たらしいね。残思は見えないと。

 えーとそれで昂君は生に執着している……ん?これ間違ってない?生じゃなくて性とかの間違いじゃ……ないと。へー、あの時はそう見えなかったけどなぁ。


 ・学級委員 (雄二(ゆうじ)) 


 根も見た目も生き様も真面目な真面目君。もう出番のない、なんとなく名前の与えられたモブA。


 ・盲目少女


 またの名を『聴力特化型無自覚ロリコン製造機』

 主観的にしても客観的にしても名前が分からない少女。記憶を引き継がないタイプの残思らしい。

 友達という存在に夢を見ているそうだ。一体彼女に何があったのかな?普通死んでからも執着するものなのかな?友達作りって。ま、彼女の生前なんて知らないからどうとも言えないんだけど。

 それで思い出した。彼女、最初の友達作りでトラウマになったようだ。どうやら自分の言いなりになる狂気達は彼女自身友達認定をしないらしい。便利な道具、親切な人達、良くも悪くもこの辺りの認識になっているんじゃないかな?だから彼女にとって態度が異質な私や和寛君が友達候補とされる。まぁ私は幽霊だと思われているからお姉さんになってほしい、なんて言われたんだろうね。親近感でも湧いたのかな?彼女、自分の特異性は理解していそうだし。


 ・照透絃奈(───────)


 さて話を変えようか。おや、おやおやぁ!なんと可愛らしい名前、きっと容姿もずば抜けているのだと感じるこれは!?い、一体誰なんだー!


 ・改めまして黒幕


 うん、なにやら悪者扱いされている私。いやいや何か善い人から急に悪者ぶってるよあいつとか皆のヘイト集めてそうだけど私最初から宣言してるからね。言葉にしてないだけで。だからわざわざ降りかかるとかいう言い回しをして振りかけたんだから、珈琲を。全く私の苦労を思ってほしいものだよ。……なんか紹介になってないような気がする。

 さぁここからは真面目に。まず知っての通り私は嘘をつかない。あぁ今のところ一度もだ。紛らわしい、どうとでも取れる言葉を口にすることはあるけどね。でも嘘ではない。

 約束は必ず守るよ。そういう風に生きると自分に誓ったから。ふふ、この言い回しとてもいいと思うね。

 あともう一つ、私に生前の記憶はないけれどどういう風に死んだかぐらいは知っている。わーぉある種の爆弾落としちゃった!さぁ次行こう。


 ・狂気達


 盲目ちゃんにやられた人間だね。彼等もまた表現に困る人物達だ。人間ではあるけれど人間と呼べるものではなく、ゾンビのようでやはりそれも適切ではない。かといって残思というわけでもなく彼等は生きている。色々考えた結果狂気と呼ぶことに落ち着いた。うーん至極どうでもいいことだね。


 さって、どうして彼等がこんなことになったのか、説明していこうか。

 残思がそもそも思いが形になったものというのは『残思』で私が説明したけれど。要は残思というものは情報の結晶のようなものなんだ。自然光と表した方が良いかもしれないけど。

 ともかくそんな残思である盲目ちゃんがその感情という情報を膨張させて声として外に排出する。するとそれを聞いた人間は無視し得ない莫大な情報(感情)に嫌でも盲目ちゃんの存在を知覚してしまう。無口な人間の感情は読み取りづらいけれど大声で叫ばれたら何かしら、少なくとも存在感を感じ取れるのと同じだ。

 ここで大事なのが聴いても目に異常は無いという点でね。では何故目がああなってしまうのかと言えば、それは盲目ちゃんを見たからだ。正確には目に見えない盲目ちゃんの感情を見てしまったから、とでも言おうか。

 さっき自然光と例えたけれど自然光もまた幾つもの(情報)集合体(結晶)だ。乱暴な置き換えだけど盲目ちゃんの膨大な感情は太陽の光やレーザーポインターを何倍にも危険にしたようなものだと思ってくれていい。直視したから目が耐えられなかった、目から入ってきたその情報は、網膜や視覚情報処理を行う脳に多大なるダメージを与え、失明と狂気という足跡を残していったというわけさ。


 事実としてはこんな感じだね。まぁ厳密には光とは違うから現象も些細なことが異なるんだけど。

 え?そんなヤバい奴を最初にけしかけるなだって?いやいや大袈裟に説明したけれど、要は目を瞑って私の渡したナイフを振り回していれば、何の問題もなく和寛君が生き残っていたと思うよ?だって見ていなければ外的な実害は無いわけだし。光に近いとは言ったけど光そのものではないから瞼を透して、なんてこともないだろうから。盲目ちゃんの感情が余程膨れ上がらない限り直視しても害はないと思うよ。だって直接的な盲目ちゃんの被害者って二人だけで、一人は何年間も封じ込めていた感情が原因、もう一人は友達から拒絶されたショックと失った悲しみがない交ぜになったのが原因だから。その辺ちゃんと考えてるからね?前も同じこと言ったけど、私詰むようなことをする性格じゃないんだから。


 ・簡易版狂気


 え、そんなやつ居たのか?だって?そりゃ居たさ。あの場の誰も気づいていなかっただけで、大半が表舞台にも上がってはいないけど、勿論頭の回る君達はきちんと分かっていたよね。

 そう、本来の狂気達とは盲目ちゃんにやられた人間を指す。どうしてそうなるかと言えば前文で説明した通り盲目ちゃんの感情に潰されたから。なら、狂気達に目を潰された生徒達は、教師達は、どうして狂気の仲間入りをしたのか?当然そんな疑問が頭に浮かんできたことだろう。しかし説明してしまえば大した原因というものはない。

 所謂『共鳴』のようなことが起きたから、だから狂気から狂気が生まれた。それだけに過ぎない。狂気達が感じていた恐怖は襲われた人間の恐怖と共鳴し、同調し、本物(コピー)となる。……あぁ、今言って気づいた。うん、別に狂気達は自意識がないわけじゃないんだ。思考を誘導されて脳波を操られて、洗脳より酷いと思うけど脳が死んだわけじゃない。体が勝手に動いて思ってもいないことを思って、それでも自分を知覚できてしまう。だから狂気達は恐怖を感じ、狂気を感じ、されど何かができるわけでもなく仲間を増やしている。

 あ、目を潰すあれに意味はないよ。本当に全く、過程の恐怖が大切なだけで、その後の結果は何なのだろうね?八つ当たり?自分は目を潰されたのにお前は見逃される、そんなことは許さない。みたいな。

 一応言っておくけど最初の運転手は自我も何もなかったからね。あれだけで言えばゾンビでも間違いではないんだけどなー。


 ・そして最後は……私の渡したナイフ


 え?これキャラクターじゃない?私の一部なんだから私のようなものだろう。だから生きていなくともキャラクターなのだ。

 さて、これね、切ると傷が塞がらず、尚且つ血流を促進させる効果のある毒が刃の部分にあるんだ。正確には毒ではなくって呪い?に近いものだけど。敢えて毒と表すならば『出血毒』ではなく『出血促進毒』とでも言おうか。まんま?名称ってそういうものだろう。私には全く効かないからどうでもいいけどね。……あぁうん。私にはこれ全く効かないんだ。元々私の一部だからか毒も効かないし刃も通らない。だから和寛君がこんなに危ないナイフを投げてきても慌てなかったのさ。

 ちなみにナイフを包んでいた布も私の一部を切って編んで作ったものだ。おやおや髪で作ったのかとか安直な考えは良くないよ?幾ら今の私が可愛い女の子をしているからってその考えは変態的に過ぎるというか。そもそも羊になれないとでも思ったのかい?蛾の幼虫()にならないとでも思ったのかい?……ふふ、いや?その通り。あれは私の髪を編んで作った一品だ。君達は間違っていない。そもそも羊にはなれないし、蛾の幼虫()になんて誰がなろうなんて思う?少なくとも私は姿を変えるにしても人間の誰かにしかなれないのさ。


 今回の紹介はこの辺でいいかな?分からないことはまた今度にでも話そうか。私は私で準備とかあるからね。誰がどう動くかなんて予想できないから舞台を考えないといけないけれど。まぁ取り敢えずあの二人の面倒を見ないことには始まらないよね。

 お、そう言えばもう和寛君の人生は私のものだったね。うちはペット禁止だったと思うけど人間だから大丈夫だとして、また住民達の記憶を書き換えないと。和寛君見えちゃうからなぁ。面倒だなぁ。もういっそあの部屋を捨てて新しい居場所でも作ろうかな。

 あと付属でついてきた盲目ちゃんの扱いは……ぁ、アハハッ良いこと思い付いた。うんやっぱり私は天才だと思うよ。自画自賛していいほどに!


 じゃあさようなら。また次に会おう。




























なんか深夜テンションでおかしくなってたんや(言い訳)

そして不穏なことを残す黒幕。安心して、茶番にしかならないから。さていつやろうか。

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