キミはこんな僕でも好きでいてくれますか?
僕と君は、高校生からの同級生で同じクラスになった事が
キッカケで、、、付き合いだした。
僕たちは、物凄く気が合う。
好きなモノや好きな事、好きな映画や好きな音楽
笑いのツボまで、何から何まで通じ合っている。
僕は、彼女と【結婚】して幸せになれるモノだと思っていた。
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僕の名前は 『吉田 文一』20歳今、東京の大学に通っている。
彼女の名前は 『清水 マサミ』20歳、彼女は地元の静岡県で大学生だ!
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僕たちは、お互い大学に行く事になって、離れ離れになるし!
何より 『遠距離恋愛』になる事で、二人で話し合ったのだけど......?
お互い、【別れる】と言う選択はなかった。
どうやったら、、、?
離れている時間も、、、お互いの事を考えていれるかとか...?
離れているこの時間を、二人でどう使うかについて考えていただけ!
僕たちの気持ちは、離れていても離れないと強くお互いが想っていたから!
大丈夫と思えた。
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お互い離れ離れになって、1年。
時間があれば、どちらかが会いに行くし寂しいと思った事がない!
『ねぇ? マサミ、大学を卒業したら? 僕たち結婚しないか?』
『うん。私もそうしたい!』
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【僕たちは、結婚の約束もしていた。】
お互い、細目に連絡しながらお互いの気持ちを確かめ合って!
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でも...僕は車を運転している時に大きな事故に巻き込まれた。
重体、死を彷徨うほどの事故だった。
僕の意識は、、、3日ほどなく、僕が意識を戻した時も彼女の姿はなかった。
彼女は、僕が事故に遭って1度も会いに来ていない!
でも、そのはずで、、、。
僕の姿は、手足がない状態になっていた。
僕がどういう状態なのか...?
先に、僕の親から聞いていたらしい!
僕の今の姿を見ても、彼女が僕を愛せるか...?
それを考えると......?
僕は、彼女を責めることはできないと思った。
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文一が事故に遭ってからとうとう、1週間が経った。
私は、事故に遭ったあとの、、、文一の姿を見て今まで通り好きでいれるのか?
不安で仕方がない!!!
事故に遭うまでの、文一の事は大好きだけど......?
正直、文一に会うのが怖い!
どんな顔で会えばいいのか?
もし? 私の気持ちが冷めたら??
【文一に会ってみないと? 私の気持ちがわからない!】
...でも会うのが怖いよ!
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それでも、私は1週間ぶりに文一に会いに行こうと決めた!!!
例え、、、気持ちが変わったとしても......。
今の文一を愛せるか? 愛せないかは、会ってみないとわからないから。
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今日、私は文一の入院している病院へ。
そして、私はとうとう文一の病室の前まで来た!
【でも、扉を開けられない!】
私は勇気を出して、病室に入った。
そこには、、、文一が......。
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文一は私を見て、こう言った。
『来るのが遅いよ~! マサミ!!』
『ごめんごめん、遅くなって! でも、元気そうだね?』
『まぁね!』
文一は、明るく私に言った。
文一は、何も変わっていない!
見た目は、、、変わってしまったけど......?
何時もの、私の好きな文一がそこにいた!
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私はこの日から毎日、文一のお見舞いに来るようになる!
どんな事があっても、私だけはこの人の傍にいようと決めた!
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文一は、どんなに辛いリハビリにも、弱音を吐かず頑張った!
毎日毎日、辛いリハビリを耐え抜いて!
3か月後には、無事に退院出来た。
手も足もない彼を私は支えた。
自分で、出来ることは自分でする!
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そして、文一は手と足の義足をつけて、、、。
『私と結婚式を挙げました。』
世の中、、、何が起きるかわからないけど......?
どんな事でも、二人なら乗り越えて行けると今はそう思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。